カテゴリ:野菜作り、花、風景、川柳、面白小話など
最近カラオケに誘われることが多くなっている。
誘われる日は事前準備が欠かせない。これに時間をかける。 私の最近歌うのは「娘よ」「還暦祝い唄」「博多時雨」「祝い船」「栄冠は君に輝く」に決めている。 家でYou Tubeの歌手の歌声をPCM録音機にとる。 次にリピート機能を使って小節ごとに分けて何回も聞く。すると歌声の長さが分かる。 これを紙に書いている。ここは伸ばすところ、伸ばさないところがすぐ分かる。 つまりリズムをつかむということだ。 次に歌手が歌っているのに合わせて自分も歌い、録音して聞いてみる。 この段階は、まだ音程は度外視している。音の長さ、休止符を重視している。 ここまでできればかなり楽になる。これは音痴な人でも誰でも努力すればできることだと思う。 次に問題になるのは音程である。カラオケは嫌いだと思っている人は低い音が出ない。 また高音が出ない。この点私は新しい発見をした。確かに私は低音、高音に難がある。 でも車の中で移動中に1時間ぐらい決めた曲をカラオケに合わせて練習していると、最初は詰まっていた高音がなんとか出るようになった。 何回も練習しているとさらにスムーズに出るようになった。 その時に思ったのは、プロの人も本番前には念入りに発声練習をしている。 スポーツ選手が本番前にストレッチをして、準備体操をして体を慣らしているのと同じことだ。我々カラオケが苦手な人も発声練習をしないとダメなのだ。 練習しないでうまく歌えないと言って逃げまくっているのだから始末が悪い。 練習次第で高音もある程度は出せるようになるのだと思った。 発声練習としては「お・う・あ・え・い」という発声練習をするといいそうだ。 つぎに「あ・う・あ・あ・あ・あ・え・い」の練習をする。 この場合、「あ」が4つあるが、音としては、「あ・あ・あ・あ」としだいに音の高さを意識して上げていく練習をする。 それが終わると順次、「う・あ・え・え・え・え・い・お」というように一つずつずらして練習をしていく。最後の「い・お」は下げていく。私はカラオケの合間にこの練習を取り入れている。 カラオケはリズムに乗ることが一番だと思う。 次には低音と高音がある程度は出せることだと思う。 それ以外にもバイブレーションというテクニックもあるそうだが、素人がみんなと一緒にカラオケを楽しみたいと思えば、この2つの練習で十分だと思う。 欲をいえばきりがないが、70点でもよしと思えば満足できる。 カラオケは自分でも普段の生活のストレスを発散できるし、なによりみんなが拍手してくれるのがうれしい。 対人恐怖の人はみんなにほめられたいという思いが強いが、手っ取り早いところカラオケでそれが可能になるのである。 私も自分の生活範囲がまた一つ拡がったようで自信が出てきた。 先日昔の仲間と一緒にカラオケに行ったところ、以前はリズムも悪く高音は出なかったのにどうやって修正したのかと不思議がられた。 知ってしまえば簡単なことでも、誰も教えてくれる人もなく、解決の手がかりがつかめず四苦八苦していたのである。 今となっては笑い話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.04 22:35:14
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