カテゴリ:行動のポイント
みなさん冬の季節はどんなイメージをお持ちでしょうか。
しんしんと寒さが増して体が冷える。 実りの秋が終わり、やがてすべての生きものが枯れてなくなる。 あるいは冬眠に入る。活動力が低下する。 じっと耐えて、貯えで命をつなぎ、春の息吹を待つ。 人間が老年を迎えると、体力、気力、能力、行動力が衰え、病気に罹りやすくなる。しわやシミが多くなり、身体の艶や張りが失われてくる。 歩行困難、介護、寝たきり、認知症、アルツハイマーなどになる人もいる。 以前持っていたものが、どんどん失われていくのが老年期です。 そこで希望を失い、人生に絶望感を抱いてしまう人もでてくる。 これは今は若くて元気な人も歳をとってくると誰もが通る道になります。 人生の冬枯れの時期をどう受け止めて、どう生きていけばよいのでしょうか。 私は老年期というのは、子育ても終わり、仕事から解放され、豊富な人生経験を積み、自由に使える時間がふんだんに与えられている人生で唯一の期間だと思っております。自由ですから自分の好きなことに取り組んでいけばこんなに楽しいことはありません。自由時間を活用して楽しくて面白い人生にするためにどんな心構えで過せばよいのか考えてみたと思います。 まず老年期に至ると体と心のメンテナンスを心掛ける必要があります。 身体のメンテナンスは、まず足腰の運動です。 車などに頼らずになるべく歩いていくことを心掛ける。 それも3分早歩きをして、3分ゆっくり歩く。それをくり返す。 つぎにできれば市民菜園を借りて自家用野菜を作る。料理に精を出す。 果樹作り。加工食品を作る。お菓子つくりをする。 庭の手入れ、花を育てる。これらで無理なく体を鍛えることができます。 ペットを飼い世話をする。 心のメンテナンスですが、今日やることがあることが大切です。 これが習慣化していることが肝心です。 そのためには前日の内に次の日にやることは整理しておく。 少なくとも5個や6個は用意しておく。 私は老眼鏡をかけながらですが、本を読む。 このブログの原稿を作る。カラオケの練習をする。 毎日一人一芸の一通りの練習を欠かさない。 どじょう掬い、しば天踊り、腹話術、アルトサックス、手品、皿回し、けん玉。 お誘いがあれば、居酒屋などで大いに友人と話をする。 公民館活動に積極的にかかわる。 やりたいことがあるとすぐにメモする。 そしてストックを貯める。積極的に手を出すようにする。 つぎに老年期に至るまでにいろんな経験をしてきました。 自分では意識していないかもしれませんが、これは貴重な財産です。 自分が仕事や趣味の中で身につけた知識や技術やノウハウはそのまま埋もらせてしまうのは実にもったいない。 これを多くの人に還元していくことが生きがいに繋がります。 自分はどんなことが還元できるか。 リストを作って手ずくりの名刺などに書き込みみんなに配る。 完璧なものでなくても、少々自信があることなら何でも書いておくことです。 私の場合で思いつくままにあげてみると次のようなものがある。 1、森田理論の活用や応用方法 2、パワーポイントの活用方法、ホームページの作り方の基礎 3、アルトサックスの演奏や楽曲の提供、チンドン屋のパフォーマンス 4、チヌ釣(クロダイ)の極意 5、自家用野菜の上手な作り方、土つくり、輪作の組み方 6、福助(大菊)の作り方 7、全国各地の観光地の紹介(北海道から沖縄まで) 8、資格試験取得のコツ 9、トライアスロンの挑戦指南 10、ドジョウ掬い、浪曲奇術、腹話術、獅子舞、手品の指南 その他にもまだいろいろとあります。 これらを教えることで自他ともに元気が出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.23 06:32:41
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