カテゴリ:最新の脳科学
私たちの脳細胞は、毎日10万個ずつ死滅していると聞いたことがあります。
それが正しいとすれば認知症になるかもしれないと心配になります。 この問題に対して、久恒辰博先生は次のように説明されています。 人生を100年として、毎日10万個ずつ脳細胞が死滅しても、その数は36億個程度です。しかし脳細胞は100億個から1000億個もあるのですから、全体から見ると3~30%という計算になります。 また、脳科学の世界では長い間「脳の神経細胞は、大人になってからは減る一方で、決して再生することはない」と考えられてきました。 しかし現代ではこの俗説は覆されています。 記憶の中枢と言われる海馬では、新たな神経細胞が作り出されていることが確かめられています。 とはいえ、年配者になると「物忘れ」や「やる気の減退」、「素早い判断力や柔軟な思考力の低下」などが起きます。 さらに性ホルモンやドパミンなどの脳内物質のように、目に見えて減っていくものがあるのもたしかです。 久恒辰博先生は、あなたの脳年齢を「記憶力」「発想力」「集中力」「抗ストレス力」「恋愛力」「やる気」という6つの視点から判定できると言われています。 この6つの点数が高い人は、脳年齢が若いということになります。 「大人の脳の鍛え方」(kkベストセラーズ)という本の中で、それら6項目について、それぞれ10個ずつのyes no問題を出しておられます。 早速挑戦してみました。1項目10点満点です。 「記憶力」8点、「発想力」8点、「集中力」8点、「抗ストレス力」5点、「恋愛力」3点、「やる気」6点でした。 「記憶力」「発想力」「集中力」「やる気」の点数はまあまあだったと思います。 これは毎日本を読み、このブログの原稿を作っていることが脳を活性化しているのではないかと感じました。 その他、以前に紹介したセロトニンを活性化するための運動や習慣が好影響していると思っています。その内容は次のようなものでした。 1、天気のよい日は毎日朝日を浴びる。 2、ウォーキングを30分は行う。 3、ストレッチ体操をおこなう。 4、感動する音楽や動画をみる。 5、トリプトファンを含む食事を心掛ける。 6、規則正しい生活をして、睡眠をしっかりととる。 それに対して「抗ストレス力」「恋愛力」は大いに問題があるようです。 神経質性格は、小さな不安をことさら大きくしてとらわれてしまいます。 森田理論ではとらわれることは自然現象ですから仕方ないと学びました。 その場合、現実的な不安は問題の解決に向かって早めに対策を立てて取り組むようにする。神経症的な不安は欲望の裏返しとして発生しているので、不安には手を付けないで、生の欲望に向かって努力精進していくのが得策と学びました。 一つの不安にかかわりすぎないようにして、つぎからつぎに発生する不安に飛び乗っていく態度が大事になります。 これが不安やストレスに振り回されないコツになります。 あとは実践により検証し体得することが肝心です。 私の場合、「恋愛力」は昔から苦手です。 女性と会話するのは、集談会と職場くらいです。 用事があるときや仕事の時は支障はありませんが、雑談が苦手です。 妹や娘とも他人行儀な会話になります。 できたらカラオケなどで交流できればと思っています。 その方が楽しいことは分かっていますが、いつもパスしています。 どうも女性とは縁がないようです。 でも若いころから比べると少しはましになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.03 06:31:34
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