カテゴリ:人間関係、不即不離
エステティシャンの今野華都子氏の話です。
この方の経歴が素晴らしい。 まず、世界のエステティシャンの大会で優勝されている。 「美しさは優しさを作る」をモットーに、人としての美しさと優しさの創造に邁進されています。さらに驚くことに、経営不振で倒産の寸前だった「タラサ志摩ホテル&リゾート」の再建を成し遂げられている。 今野氏は、次の3つの習慣を身につけるだけで、周りの環境ががらりと変わっていくと指摘されている。 ①笑顔 ②肯定的なハイ ③相手の話にうなずく ①仲のよい友達の前でニコニコしているのは当たり前です。 笑顔が本物かどうか。チェックポイントは次の通りです。 ・会社の廊下を歩いている時にどういう顔をしているか。 ・夫の前ではどういう顔をしているのか。 ・子どもの前ではどういう顔をしているのか。 ・誰も見ていない時にどんな顔をしているのか。 顔には30以上の表情筋がありますが、それらは普段の生活の中でどういう顔をしているのかで鍛えられます。 日頃からニコニコしている人は、いま、笑っていなくても、「あの人って明るそう。優しそう」と感じられます。 例えば、電車の中などで幸せそうなお婆ちゃんを見たり、さわやかな女の子を見たりすることがあります。 そういう人たちは、その時たまたまそういう顔をしているのではなくて、常々そういう顔をしているから、自然とそういう雰囲気になっているのです。 毎日の結果が顔に表われているだけです。 笑顔の印象でいるというのは、そういう自分自身のしつけのひとつなのです。 ②肯定的なハイ 好きな仕事につけることは稀です。 それならば、まずは自分の前に来たことを喜んでやらせていただくのが手っ取り早いのではないでしょうか。 出来なくてもいいのです。私は「失敗」と書いて「経験」と呼んでいます。 人はみんな、いろいろな体験を積んで成長していくものです。 失敗か成功かは問題ではありません。 人の一生は「あの時があったから、いまがある」ということの連続。 そうした貴重な体験を毎日積ませていただいていると考えればいいのです。 自分がどんな可能性を持っているのかは、自分ですら気づいていないものです。 実はその可能性をひらくのが「ハイと肯定的な返事をする」ことなのです。 それによって、自分が持っている可能性の扉が次々と開いていくと私は思っています。 ③相手の話を聞く時は、うなずきながら聞くことです。 「この人は何を考えているのだろうか」 「私の意見に賛成なのだろうか、反対なのだろうか」 相手をこういう気持ちにさせると、大きな誤解を招いたり、難しい人だと評価されたりしてしまうことになります。 これではコミュニケーションが取れません。 ここで注意しておきたいことがあります。 相手の話はあまり聞かないで、自己主張を優先する人がいます。 これでは相手の信頼感は得られません。 最初に相手の気持や考えを吐き出させることが大事だと思います。 この気持ちをしっかりとも持っておくことです。 そのときにうなずきながら聞くようにする。 また、相手と信頼関係ができていないときに、いくら相手のためになることでも、相手の存在や発言内容を非難、否定することは厳に控える必要があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.06 06:35:57
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