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森田理論学習のすすめ

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2024.04.03
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カテゴリ:感情の法則
気分が落ち込むことは誰にもあります。

月曜日の朝になってどうしても会社に行く気にならない。
着替えるのも面倒。もっと寝ていたい。
あるいは学校や会社に行くのが恐い。
食事を作るのが面倒くさい。
食器の後片付け、掃除、洗濯、整理整頓、身支度等がおっくうで仕方がない。

これらの気持ちは自然に発生した素直な感情のように思えます。
この感情に従った場合、行動が停滞し、生活が乱れてきます。
一時的にはホッとしますが、そのうち時間を持て余すようになります。
後で後悔し、意識が内向化して自己嫌悪、自己否定で苦しむことにもなります。

これらは気分本位の態度です。
マイナスの感情に振り回されていると神経症に陥りやすい。
森田先生は気分がどんなに拒んでも、必要なときに、必要に応じて、必要なだけの行動を勧めておられます。
イヤな気分を持ったまま必要な行動をとるための方法を考えてみました。

規則正しい生活習慣を作り上げることが有効だと思います。
まずは起床時間と就寝時間を一定にすることです。
特に起床時間を一定にすることが欠かせません。
そのためには朝起きてやることを決めておくことが肝心です。
私の場合は6時20分に目覚ましが鳴るようにしています。
それから布団をたたみます。窓を開けて天気の良い日は朝日を浴びます。
それからパソコンを開けます。早速ブログの原稿作成に取り掛かります。
まずは今日アップされたブログの修正と保存作業を行います。
次に明日アップ予定の原稿の見直しをします。
そして前日決めたテーマに従って1か月先の原稿を一つ作ります。
これは365日のルーティンとなっています。
朝一番にこれに取り組むと、一日のリズムが生まれます。
きちんとスタートが決まると、その後はルーティンワークに従って淡々と流れていきます。
私のモットーは同じ時間に同じことをするというものです。
これのメリットはいくら気分本位になっても、身体のほうが自然に動いていくことです。
行動というのは、やる前は誰でも多少おっくうになります。
規則正しい生活が習慣化してくると、気分本位を押しのけて体のほうがすっと動いてくれるようになります。まだの人はぜひ取り組んでみて下さい。

次に気分本位の人は手掛けることは確実に成果を上げたいという気持ちが強いのだと思います。
少しの無駄や損、小さなミスや失敗などを恐れているのです。
またエネルギーの無駄使いは極力抑えたいと思っています。
完全主義、完璧主義が強すぎるのではないでしょうか。
この考え方を持っていると、成功するかどうか不安が残ることには手も足も出なくなります。
つまり気分本位の生活になりやすいのです。

こういう人には大数の法則を学習することをお勧めします。
この法則はたとえばサイコロを2000回以上振ると、1から6までの出目がそれぞれ16.6%に収束してくるというものです。
意識して5を出したいと思っても、少ない試行回数では全く5が出ないということが発生します。
ところが2000回以上振り続けてくると、16.6%の確率で5が出るということです。
この法則を知っていると、思ったように成果が上がらないとき、それは試行回数がまだ足りないからだと思えるようになります。
大数の法則が機能するまで我慢して行動すれば、最終的には成功するという確信が持てるようになるのです。
訪問営業は成果に結びつかないことが多いのですが、大数の法則を信じて気分本位に陥らないように頑張っている営業マンがいるのです。
気分本位になりがちな人は、この法則を大いに利用させてもらおうではありませんか。





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Last updated  2024.04.03 06:20:07
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森田生涯@ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
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森田生涯@ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
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