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森田理論学習のすすめ

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2024.05.10
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森田先生のお話です。

神経症を克服しても、犠牲心が発動しないで、自分の打ち明け話が恥ずかしい。
人に知られては損害だという風では、まだその人は小我に偏執し、自己中心的であって本当に神経症が全治しているのではない。

森田先生は神経症を克服した後、その人がどんな対応を見せるのかに注目しておられたことがよく分かります。
一般的には森田でよくなったのだから、森田から離れていくのは自然の成り行きのように思われます。
森田先生は犠牲心が発動しないのは中途半端な治り方だと言われています。

森田理論は理論を学ぶだけではなく、自分の生活の中に応用・活用することが欠かせません。
さらにその体験を今現在神経症で苦しんでいる人に役立てたほうがよいのです。

これは森田理論の「物の性を尽くす」という実践につながります。
ないものねだりではなく、自分が今現在持っている財産を最大限に生かすことが肝心です。
そうすることで社会貢献ができます。また自分の生きがいが生まれます。

この場合は「己の性を尽くす」ということになります。
神経症で苦しんだ体験は貴重なものです。
神経症で苦しんだおかげで森田理論に出会うことができました。
学習に取り組むことで、森田理論をより深く学ぶことができました。
また生活の発見会という自助活動に参画することで多くの貴重な仲間と交流できました。
最終的には神経症を克服して、神経質性格者としての人生観も確立できました。
これらをいま悩んでいる人たちに、包み隠さずすべてを開示していく。

それは一見人のためのようではあるが、自分をとことん活かしていくことにつながります。
自分が神経症から解放されればそれで目的は果たしたという考え方は、実は自分の掴んだ貴重な財産を眠らせてしまうことになります。
せっかく身につけた森田的な考え方、生き方、活用の仕方が陽の目を見ないのはとても残念なことです。
神経症を克服した人は、自分の貴重な体験を赤裸々に開示して自分の生きがいを見つけていきたいものです。








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Last updated  2024.05.10 06:20:07
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stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯@ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
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