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カテゴリ:旅行
大阪府民の森国定公園「ほしだ園地」から、国道168号線を真っ直ぐ大阪方面に行くと植物園があるということで、そこを目指しました。
「大阪市立大学(osakasiritu-daigaku)理学部付属(rigakubu-huzoku)植物園(syokubutu-en)」です。 入口で入場料を払い、パンフレットを見ると。おぉ!!これはかなりの広さがあるようです。 なんでも26万㎡もあるそうで、大阪府下最大級の「森の植物園」です。淀川支流に面し、4つの尾根と3つの谷を有している地形を利用して、日本のみならず世界の樹林型を造成しています。分類学・生理学・生態学・育種学の方面から研究、また絶滅危惧種の保護なども行っているとのこと。 これは、広さだけでなく学術的にもスケールの大きさを感じさせます。 「熱帯。亜熱帯の植物」が展示されているゾーン。奥に温室が見えるが研究棟のようで閉まっている。一般向けには、道沿いに四角くく区切ったプールが続いていて、その中に色んな種類の睡蓮を観察できるようになっている。 「水生植物」のゾーンには、夏のシーズンに合わせてなのか、たくさんの大鉢に色とりどりのハナハスが展示されている。 ミソハギ(水生植物)。 順路に沿って歩いていくと、大きなクスノキに出会う。いい木陰になっている。 マップによると、この辺りは「海岸型照葉樹林」。潮風や乾燥した土壌に耐えられる樹木だそうです。 日本産の樹木が、素敵な涼しい小道を作ってくれている。 だんだんと、落葉樹の森になってきた。見上げると、ホウノキの葉が太陽の陽に当たって、楽しい影を作っている。 この辺りは、針葉樹の森。 池!!道理で、蚊がまとわりついてくるなと思った。翡翠色の池。神秘的。 体をくねらせる様にして立つ樹木、面白い。 ユリノキ広場。 メタセコイアの小道。メタセコイアって「生きた化石」と言われているんだよね。この辺りは外国産の針葉樹林園になる。 うぉ、この辺りの樹木は水の中から生えてるぞ。どうなってるんだ? やや、池の端にあるあの突き出た木のような突起は何だろう。 へ~、「呼吸根」というのもなのか。初めて知ったよ。 ヌマスギの「呼吸根」。面白~~い。忍者のすいとんの術みたい。 オニユリ。 こちらも、「生きている化石・ウォレミパイン」。メタセコイアよりももっと古い中生代ジュラ紀、恐竜が闊歩していたころからその生態系が変わっていないという貴重な木。今まで、化石でしか存在しなかったが、オーストラリアのウォレミ国立公園の谷底で生きたまま発見されたんだって。成長すると、この植物園の中のどの樹木よりも大きくなる予定。 スイショウ。漢字で書くと「水松」。なるほど。 夏咲き花木のエリア。色々な種類のムクゲが、咲き乱れている。こんなに形や色の違いがあったんだね。 広くて、ほんとにたくさんの樹木が植わっていて。自然展示なのも素敵な植物園。いろんな季節に訪れたくなる心地いい場所でした。また、来よう~~!! スラッシュマツの松ぼっくり。でかい!!@50円也。 (2016年7月中旬現在) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.04 16:49:56
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