かん黙気味だと思っていた女の子も、
気分転換に校庭や校舎の周りを散歩してたら、
結構話すのです。
まあ、私の質問にぽつぽつ答えるという感じだけど。
学校が嫌いなわけではなく、友達も居るみたいだし、
お風呂に入れてくれるお父さん、専業主婦のお母さん、
幼稚園年中の弟とも仲のよい家庭みたいだから、
なんで不登校気味なのか分からないなあ。
今日は1時間他のクラスの音楽の授業をしただけで、
ほとんどその子に付いていました。
保健室や散歩、算数ゲームの相手など。
その子のクラスも音楽の授業があったのですが、
私はその子についていてほしいと言われ、
担任が音楽の授業をしました。
今月の歌の「草原のマルコ」を立ったまま何度も歌わせ、
だんだん大きな声が出るようになっていった。
やはり担任の指導力はすごいですよね。
最後は怒鳴るように歌っていたのにはちょっと閉口したけど。(苦笑)
鍵盤ハーモニカも班毎に合間なく次々と弾かせたりしていた。
私はその子だけでなく、他の子も歩きながらみたが、
出来ない子はついていけなくて、戸惑っている。
タンギングもまだできていない子がいるので教えた。
その後、吹く子と弾く子の2人1組になって、
1台の鍵盤ハーモニカを演奏していた。
それでタンギングの息と指使いをお互いにチェックさせるのは
合理的だなあと感心しました。
教師が一人一人チェックするのもいいけど、
隣の子供同士でチェックするのもいいですね。
まだ1人ずつのテストはしてないけど、
早くやらないと今学期中に終わらなくなってしまう。
今日やったもう一クラスは、
鍵盤ハーモニカ「しりとり」のテスト3回目で
ようやく全員合格しました。
2人は授業が終わった後の業間休みに特訓して
やっと合格したのだけど、
私も子供も嬉しかったです。
「鍵盤ハーモニカが好きになった」と言ってくれて、
もっと嬉しくなりました。
ドレミで歌うのもいいけれど、
指番号で歌うほうが弾きやすいみたい。
担任はドレミで暗唱させていた。
また、いろんな先生のやり方を見て、
いいところは真似させてもらおうと思う。
なかなか上手く真似できないけど、
吸収しないと進歩がないものね。
かん黙気味の女の子は、
保健室に行ったりきたりで、
給食も食べたくないと言ってたけど、
「無理しないでいいよ。
食べられるものだけ食べればいいから」と言って、
給食着を着るのを手伝って着せたら、
なんとか食べる気になったようです。
担任が、「時間外なのにすみません。
昨日は給食も食べずに帰ってしまったので、
今日は本当に助かりました。」と言ってくれた。
音楽の授業を出来なかったのは残念だったけど、
そう言って貰えて報われた気がしました。
子どもに寄り添うことが必要なんだよね。
担任の音楽の授業が見られて勉強にもなったしね。
担任が音楽を教えたほうがいいのかなと自己嫌悪にもなったけど、
勉強して私の授業を磨けばいいんだよね。
子どもと一緒に勉強しないと。
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最終更新日
2008年07月08日 15時36分51秒
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