漫画
「大奥」(よしながふみ作)の4・5巻を読みました。
先日、「大奥」の1・2・3巻を読んで
日記を書いたのですが、
映画化のせいか、人気で4・5巻は借りられなかったのです。
江戸時代、若い男性の死亡率が高い疫病によって
男性の人口が女性の1/4にまで減り、
跡継ぎが女性ばかりになった。
将軍も家光から女性になり、
男女逆転の大奥という設定。
5巻の後半、有名な赤穂浪士討ち入りの話も
男女逆転だと新しい見方で面白い。
吉良上野介(女)「そんな馬鹿な!
内匠頭やこの大石が、もし女であったなら
決してこのような事(刃傷・討ち入り)には・・・
馬鹿な!!」
綱吉(女)「ならば、赤穂の浪士らには
武士の対面を保たせて打首ではなく
切腹を命じてやる!
・・・ただし
これより先、武家において
男子の跡目とする旨の届出は全て
これを認めてはならぬ!!
浅野(内匠頭)長矩の刃傷然り
赤穂浪士の討ち入り然り・・・
遠き戦国の血なまぐさい気風を男と共に
政から消し去ってしまえ!!」
本当に男性ではなく女性が政治の中心になれば、
戦争や争いごとは無くなったりしないかな?
男性的な女性がなっても、意味ないかもしれないけど・・・
男女差別は嫌だけど、やはり男女差はあるよね。
女性の方が平和志向が強いのは、
自分が生んだ子供が、戦争に行ったり、殺されたくないからだと思う。
もちろん、男性でもそういう考えあると思うけどね・・・