映画「ミッドナイト・イン・パリ」をDVDで観ました。
これも息子カズのセレクト。
「幸せの隠れ場所」「17歳の肖像」といい、割と趣味がいい。
でも、もう一つ「トレインスポッティング」というのも借りてあって、
最初の方だけ観たけど、ヤク中毒や暴力とか付いていけず、止めてしまった。
カズに言ったら、途中からは禁ヤクとかだんだん良くなると言われたのだけど、
明日返却だからもう時間が無いなあ・・・
話は「ミッドナイト・イン・ パリ」に戻ります。
ピカソやダリが出てくるのに、なぜこの写真のバックの絵のゴッホが出てこないんだろう・・・
「 『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』などのウディ・アレン監督が、パリを舞台に撮り上げた幻想的なラブコメディー。1920年代のパリを敬愛する主人公がタイムスリップし、自分が心酔してやまないアーティストたちと巡り合う奇跡の日々をつづる。社交性に欠ける主人公を、『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンが熱演。」
監督のウディ・アレンの分身のような?主人公。
こんな風に心酔してる作家や画家に逢ってみたいのかと思ったら、
インタビューではかえって逢いたくないと言っていた。
過去の好きな時代を黄金時代と呼んで憧れるというのは、どの時代の人でもあるのですね。
自分が生きてる現代は、いつも退屈だとおもってしまうから。
昔は良かったと思っても、その時代に生きればやっぱり退屈かも。
自分の過去もいいことしか覚えてないから懐かしいのでしょう。
冒頭の3分はずっとパリの風景を写していたので、昨年の夏フランスに行った私は、
ここ見たなあと懐かしく思ってしまいました。また過去に戻ってしまったかな・・・
婚約者が浮気してるのを意識下では感じて
小説に書きながらも、ヘミングウェイから指摘されるまで気づかなかったのは
そんなことを認めたくないからだという。そんな心理がわかって面白い。
まあ、自分も他の女性が好きになってるのだから、仕方ないけどね。
軽妙でお洒落でフランスのパリらしい感じ。セピア色のレトロな雰囲気が素敵でした。