映画「ルーム」をユナイテッドシネマ入間に観に行こうと思ったら、上映時間が遅かったので、
昭島MOVIXに観にいくことにしました。
映画館の壁面に植物!
どうやって植えてるのかと思ったら、壁面に鉢が並んでるのですね。
「ルーム」のチケットを買った時に、チケット売り場に置いてあった
「高台家の人々」の原作試し読みBOOKをもらって読みました。
綾瀬はるか・斎藤工主演だけど、写真では良くわからなった・・・
面白そうだけど、妄想は映画よりマンガの方がいいかも。
今日観た映画「ルーム」ではないけど、実写だとマンガ(絵)よりもリアルで本物になってしまうから・・・
映画まで時間があったので、向かいのイトーヨーカドーで、サンダルを買ってしまった。
履きやすさ優先というのは、もうおばさんですよね・・・
映画「ROOM」は良かったです。
解説:アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化。監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外界へと脱出し、社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。第88回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、息子とともに生きようとする母を熱演した「ショート・ターム」のブリー・ラーソンが、主演女優賞を初ノミネートで受賞した。監督は「FRANK フランク」のレニー・アブラハムソン。7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、ジョイは全てをかけて脱出するが……。
17歳で誘拐され、19歳で出産。それなのに、こんなに素敵に子育てできるなんて凄い!と思ってしまいました。時々、抜け殻になってはしまうけど、決して虐待などはせずに。小さい部屋の中で2人きり。監禁という特殊な状況だけど、日本の母子カプセルと共通するものがありますね。狭い世界で可哀相だけど、それなりの幸せはあったのかもしれない。少なくともジャックにとっては、脱出してからも戻りたいと思うほど、ママを一人占めできる場所だったのですよね。
また、ジャックが実は女の子で、それを隠すためにジョイは犯人にジャックを見たり触れたりさせないのかと思ってました。成長して自分のように性的虐待を受けないようにと。でも、自分一人の子と思うためにもかかわらせなかったのですね。父親は子どもを可愛がるものだからと。
脱出してハッピーエンドではなく、その後が厳しい。TVレポーターが「どうして赤ん坊だけでも助けようと外に出さなかったのか?」と問い詰め、ジョイを追い込んでいく。自殺を図って助かるが、立ち直れないジョイにジャックがパワーのある髪を届けたいとバァバに髪を切ってもらう場面がいいですね。そしてその髪を見て、立ち直らなければと思うジョイ。ジャックに2度助けられるのです。あまり書くとネタバレになるから、これ以上は書きませんが、犯罪のドキュメンタリーというより、母子の再生の物語という感じです。予告や観る前は、少し怖いと思っていたけど、希望や暖かいものが心に残る映画でした。
主人が切りぬいていた新聞記事。
この「ルーム」で見事アカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンは、「ショート・ターム」という映画にも出演してます。この映画もルームと近いものがあるし、興味がわきますね。
解説:10代の少年少女を対象とした短期保護施設を舞台に、誰にも言えない心の傷を抱えた女性と子どもたちが、大切な誰かとともに生きる喜びや希望を見出していく姿を描いたヒューマンドラマ。ティーンエイジャーを預かる短期保護施設(ショート・ターム)で働いているグレイスは、同僚でボーイフレンドのメイソンとの間に子どもができたことがきっかけで、幸せな将来が訪れると希望を抱く。しかし彼女には、メイソンにも打ち明けられない深い心の傷を抱えていた。2013年のサウス・バイ・サウスウェスト映画祭でプレミア上映されて審査員特別賞を受賞し、そのほか多数の映画賞で話題となった一作。