第1回認知症フォーラムIN西武に夫と参加しました。義母が認知症になってるようなので。
パネル展。
第1部 講演 認知症 いろはのゐ ~学んで安心 基礎知識と気持ちの持ちよう~
レジメ。
【身近な人が認知症で困っているんだけど・・・】
【レッツ!コグニサイズ】
作業療法士は「生活行為」の専門家です。
作業療法士 八木正樹氏。
65歳以上の4人に1人は認知症かMCI。
MCI:認知症予備軍
(ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」でMCIという言葉を知ったばかりでした)
認知症ってなに?
中核賞状とBPSD(行動・心理症状)
BPSDは以前、問題症状や周辺症状と呼ばれたこともあったが、今はそう呼ばない。
BPSDは引き起こすきっかけを予防すれば変えられるので、中核症状ときちんと分けて理解する。
とある家庭での出来事。
見当識障害:自分が居る場所はどこなのか、今がいつなのか、誰と話しているかなどがわからなくなる。
一人きりにせず一緒に夕飯を作る、夕方部屋を明るく保つなどで、焦燥・不安感を軽減できる。
認知症予防のヒント。
認知症の前段階~MCI~(軽度認知障害)
さて、ここで一息・・・
会場の皆さんに質問を投げかけられましたが、答える人が居なくて、
区長さんが自分の体験などを話していた・・・
なぜボケたくないのか? 認知症ではなく、強いてボケという言葉を使わせてもらいます。
いろいろなことが分からなくなる。
物を覚えたり、思いだしたりする能力が弱くなるということよりも
・「だれかにバカにされる」という気持ちが嫌だ・・・
アルツハイマー病のひとの文章。「自分はこんな病気にかかってくやしい」
・さまざまな衰えで自分を失う怖さ
・バカにされるのではないかという不安
これらを取り払えることが大切だと思いませんか?
パーソン・センタード・ケアの入り口。
・人は、ハンディの不自由さよりも、人前で恥をかかされることを恐れている。人のプライド、尊厳を傷つけないことを深く考える必要がある!
5つの要因の相互作用
ひとりの人として認知症の人を理解する。
性格傾向
生活歴
健康状態
社会心理(社会との関わり、人間関係)
ひとりの人として認知症の人を理解する。
認知症予防に♪ おススメの予防体操。
拮抗体操 やってみましょう!! 一緒にやってみました。
私は元から知ってて割と得意だけど、夫は苦戦してましたね。
コグニサイズ。
レッツ!コグニサイズ。
下の図の横にではなく、座ったまま足を前後に動かしながら、5の倍数や3の倍数で拍手してみました。
数を数えながら動かし、倍数の時だけは言わずに拍手するのです。
地域で認知症の人を支える仕組み。
休憩。トイレに行き、
帰ってきたら、お隣の方が、いろいろ資料をくださいました。
認知症サポーター養成講座のお知らせ。
認知症ガイドブック。
助け合い共に生きるまちづくりフォーラム。
講演会「しあわせと介護と地域」。
第2部 認知症の人を介護する家族を支援することの必要性 ~家族会の役割とは~
西武地区家族の会 代表 森本剛氏。
若年性認知症の父の介護。55歳くらいで、アルツハイマー認知症を発症。最初はうつ病と診断されたらしい。
症状の対応。
家族会との出会い。自分だけじゃないby母。
介護者が困っている状況をなんとかしたい!
オレのオレンヂ(ダジャレですが・・・)。認知症に関する活動。
家族会。
その他。
介護家族のつらさ。
家族は介護のプロではない!
周囲の無理解。そう思い込んでるのかもしれないが・・・
他の人から。
教科書どおりのことを言われ、かえって追い詰められる気がする。
生活への影響。
サポートの欠如。
介護者の性格。男性は特に完全を求めがち・・・
孤独感や罪悪感。要介護者が死んでしまえば介護が終わると思ってしまい、罪悪感に苛まれる。
介護うつ・介護殺人。心中しようと思っても、自分は生き残ってしまったりする・・・
このような状況では認知症の本人が良い介護を受けられない。
介護家族も認知症の人本人と同様ケアすべき当事者。
認知症の人本人のケアは、介護保険サービスでまかなえるが、
介護者のケアは?
介護者の「つらい」「困った」は誰に相談すればいいの?
家族会の役割。
本音で話せる・ほっとできる。
話を聴いてもらって泣けた(泣けてスッキリ)。
情報・知識・アドバイスが得られる。
見通しが持て、将来の不安が和らいだ。
孤独感の軽減。
「一人じゃない」「頑張ろう」と思える。
仲間との交流。
仲間がいて心強い。
自己成長。
自分を見直すことが出来た。
皆の優しさを生ベル、人として成長できる。
本人のいいところや価値を見つけることをできる。
厳しかった父が、認知症になってから、母と手を繋いで歩くようになった。それだけが良かったと母。
本当は優しい人だったのだと思ったと言う。
自分の経験が、誰かの役に立つ場となる。
気分転換になる。
人と会う喜び、おしゃれ心を取り戻した。
家族会に行くこと自体が楽しみ。
現在介護している人へ。
ぜひ家族会に参加してください。
秘密厳守。
すべて受け入れます。参加者のお話を否定しません!
お互いの話を聴き合うことで救われることがあるのでしょうね。
第3部 オレンジカフェ(認知症カフェ)ってなあに?
ぶし隠れ家カフェ・リトリート。
認知症カフェとは?
認知症カフェの定義。
認知症カフェの目的とは?
認知症カフェの内容。
地域で暮らすという時、外出するというのは大事なことです。
地域住民が認知症について知り身近に感じてもらうきっかけ。
行政サービスや専門的ケアにつながる相談。
長時間だったけど、有意義でしたね。義母への対応にも参考になりました。
うちに帰り、郵便局で交換した喪中葉書に印刷。
父も、パーキンソン病と、レビー小体認知症を患ってました。
幻視・幻聴・妄想など母や妹が苦労したらしい。特養に入所してからは落ち着いていたそうだが。
父の介護を手伝えなくて申し訳なかった。義母の介護に専念してと言われてたのだけど。
印刷して発送しました。