六本木俳優座劇場で、
劇「面と向かって」(俳優座)を観ました。
招待状で。
チケット。
受付。
開演前。
チラシの裏。
「舞台はジャック・マニングの進行で行われる住民会議。展示会施工会社で働くグレンが、社内で暴力沙汰を起こし、解雇されたのだ。母親とグレンの友人、経営者をはじめとする上司や同僚ら9人が集まり、そこで明かされることとは……。
該当の事件の当事者や地域の人々が一堂に会する“修復的司法”をテーマにした作品で、出演者には加藤佳男、瑞木和加子、塩山誠司、佐藤あかり、荒木真有美、小田伸泰、藤田一真、辻井亮人、天明屋渚、松本征樹が名を連ねた。」
最初、ほとんど言葉の説明無しで、事件を表現する方法には驚いた。少しふざけてる感じもしたが、住民会議がセリフ劇なので、対照的にしたのかも。
セリフや動作などオーバーで苦しい感じさえ受けたが、段々慣れてきた。和解のハグが多過ぎだとは思ったけど。
それにしても、イジメや不倫、労働問題、虐待など問題が次々と噴出してきて、収拾がつかないのではと思うほど。
最後は仲裁人の力もあって、なんとか無事に終結したが、うまくいくとは限らないよね。
切れやすい性格は変わらないだろうけど、母親のことを考えて我慢したらというアドバイスは受け入れていましたね。
保護観察1年は長いのかわからないけど、それくらいはいい訓練になるかもしれない。
途中、少しうとうとしたけど、私にしては割と起きて集中して観られました。先日の観劇はほとんど寝てしまっていたからね。
裁判で刑務所に行く前に、住民会議で仲裁というワンクッションがあるオーストラリア は羨ましいかも。セルビア人などの移民問題はありましたが。