長女と息子と映画「
ウェストサイドストーリー」を観に行った。
明日、夫が観に行こうと言ってたのですが、長女や息子も観たいと言うので、今夜行きました。
長女や息子は明日自宅に帰るので。夫はもう寝るから、明日一人で観に行くそうですw
解説:スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートがトニー、オーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーがマリアを演じ、61年版でアニタ役を演じたリタ・モレノも出演。「リンカーン」のトニー・クシュナーが脚本、現代アメリカのダンス界を牽引するジャスティン・ペックが振付を担当。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督賞ほか計7部門にノミネートされた。
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夫が切り抜いた新聞記事。以前3回くらい続けて観たほど好きだったらしい。
私は観たことがなかったけど、歌「Tonight」や「America」は聴いたことがありましたね。
特に「Tonight」はマリア(レイチェル・ゼグラーの澄んだ歌声が素晴らしかった。
ストーリーは現代版「ロミオとジュリエット」と聞いてたけど、最後は微妙に違いましたね。
歌とダンスは良かったけど、ストーリーやキャラクターについていけなくて、あまり感情移入ができなかった。
お互い一目ぼれで、あそこまで愛し合うようになることも。
兄が恋人トニーに殺されても、あまり悲しまずにすぐに許してしまうことや、
そんなマリアを、兄の恋人アニタも怒ったけど、歌いながら許してしまうことなど・・・
まあ流石に、ポーランド系移民の「ジェッツ」のメンバーにレイプされそうになった後、
マリアからトニーへの伝言をそのまま伝えず、「マリアはチノの銃で殺された」と言ってしまうのは、
やはりマリアを許せなかったからかも。
また、レイプを「ジェッツ」の女性メンバーたちが止めるのは、以前の映画ではなかったらしい。
その後、ヴァレンティーナが諫めるとこも。ヴァレンティーナ自身、今回の新しいキャラだそう。
(61年版「ウエストサイド物語」でアニータを演じ、アカデミー賞助演女優賞に輝いたリタ・モレノが特別出演!
トニーやマリアを見守るキーキャラクターのバレンティーナを抜群の存在感で演じきっている。)
人種で差別されてる同志なのに、またお互いを敵対視してしまう。下の下を作りたいのかな。
争いばかりで救いがないと思ってしまうけど、バレンティーナの歌う「サムウェア」の
「私たちの為の場所がある」という歌詞はせめてもの救いかもしれない。
警察で不良少年たちが、「親や環境の為にグレたのだ。病気だから治療が必要」などと言いながらも、
陽気に歌い踊ってる。以前の映画でもそんな歌詞だったのかな。現代的な感じがしたけど、
スラム街の環境は以前と進歩ないのかも。せめて、その後の癒しがあればいいのだけど。
あまり後味は良くなかったけど、エンドロールで曲が次々とかかってるのは嬉しかった。