小説「魔術はささやく」(宮部みゆき)を、電車・バスの行き帰りで一気に読んでしまった。
「それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。」
面白かったですね。ミステリーの謎解きだけでなく、人物描写が温かく、好感が持てる。
調べたら、2度もドラマ化されたそうですが、なぜか観たことなかったので、新鮮に読めましたね。
魔術はささやくWikipedia