小説「星のかけら」(重松清)を一気読みしました。
あらすじ:それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り「星のかけら」。ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学六年生のユウキは、星のかけらを探しにいった夜、不思議な女の子、フミちゃんに出会う――。生きるって、死ぬって、一体どういうこと? 命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく少年たちの物語。」
雑誌「小学六年生」(小学館刊)に2006年から2007年に連載されたらしい。
主人公たちが6年生でいじめのこともあり、これを読んでいじめなど無くなったらいいなと思ってしまった。
死ぬことは、生きられなくなること。生きていれば出来たかもしれないことが出来なくなること。
当たり前のことが痛感させられました。いじめられても、声を上げること、怒ることが必要だとも。
重松清の小説は読後感がいいですよね。ハッピーエンドは甘いかもしれないけど、希望がある。