カテゴリ:アート
昨日は念願の北斎展へいった。死ぬほど疲れた。おかげで昨日は頭痛にくるしめられて死ぬんじゃないかと思った。頭痛持ちはつらい。
なにしろものすごく混んでいた。私はなるべく早めに行った。10時過ぎに着。でも昼過ぎに会場を出たら入場規制が始まっていて 長蛇の列だった。おおーっ。早く来てよかった。 何しろ全部で500点あるんだよ。いつもなら美術展は30分 長くて一時間で見終わるのに今回は二時間かかった。それでもかなりハイペースで見た。にもかかわらず二時間。まじめに見たらもしかして5時間かかるよ。 もうラスト100点はうわのそら。 でも見ましたよー。『富ごく三十六景』です。すばらしかったー。実物はB4程度の大きさ。よくものすごく拡大したポスターあるけど。実物はそんなに大きくない。でもうまい。 北斎はすごい才能をもっている。 ピカソ、ダ・ヴィンチと並ぶ世界三代芸術家の一人だと私は思っている。 彼は多作だ。 19歳から画業の道に入ったらしい。その初期の作品でもすごくうまい。 展示会は彼の初期から晩年までの流れで展示されている。最初からチョーうまい。 でも年代を追っていくと壮年期あたりからおもわずうなるほどうまくなってくる。 よけいな線が極限まで省かれて無駄のない洗練された絵になってくる。 「うまい」と思わずうなりたくなってきた。 私が大好きな龍の絵は二作しかなかった。 自分のものにしたーい。自分ちに飾りターイ。 すばらしーい。 鯉の絵には表情があった。すごい。 有名な『北斎漫画』も見ました。 日本が世界に誇ってもいいと思う漫画文化の創始者なんだ。 とにかくうまくないといい漫画は描けない。 たしか90才過ぎまで生きていたはず。やっばり画家は長寿だね。 長野県の小布施町にあるお寺 『岩松院』の天井にたくさんの宝石を絵の具代わりにして(たしかこの材料費だけで二億とか、三億とからしい)北斎がかいた鳳凰の絵がある。私は二回 見にいった。すごいよ。 昔 北斎の生涯を描いた映画を見たこともある。 絵を描くのはたのしい。あふれるような才能があったらどんなに貧乏でもかまわないと思った。三畳のボロアパート住まいでもかまわないと思っていたことがある。 そのあふれてもあふれても尽きることのない才能を 全生涯をかけて北斎は具現化し続けたのだから。 日本が世界に誇る芸術家 北斎 すばらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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