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カテゴリ:映画について考える
うれしいです。
『ゲド戦記』の予告がテレビで流れ始めました。 そしてウェブでも、見られる。 これだ。 そんでもって、 ジブリのホームページ、 そして『ゲド戦記』製作ブログ あとは、監督日誌もあります。 予告編もよかったあ。 本編早く見たいです。 それにしても宮崎駿監督。もうお年で手が使えなくなり始めている。 もう宮崎駿監督作品は見ることが出来ないのでしょうか。 こんなすばらしい監督が もっと早いうちからジブリの作品をどんどん世に出せていたら、 もっともっとすばらしい作品が見られたかもしれないと思うと 悔しいのです。 ジブリ作品はいろいろあるけれど、 やはり宮崎駿監督が作られたものは別格です。 さて、宮崎吾郎監督がどんな作品を見せてくれるのか。とても楽しみです。 ただ、ものすごーく大物の人物の子供というのは やはり親を超えられないパターンが多い。 これはもう仕方のないことで、 歴史上に残るような人物がそうぽんぽん生まれるわけもなく、 大物の親の血を引くというだけで、子供も大物であるはずもない。 長島一茂しかり、ですね。(こんなことを書くとファンから苦情がきそうだなぁ) ウォルト・ディズニー亡き後のディズニーもまた、 最近の作品作りの悲惨さ、プライドのまるでないものまねや、 テクニックだけに走るつまらなさ、 それはもう、ウォルトほどの逸材がそんなに簡単に出てくるわけもないからで、 『南極物語』にしろ、『ライオンキング』にしろ、 最近の駄作、『ナルニア物語』(ファンの人ごめんね)にしろ もう、スタッフの息も絶え絶えな苦しさが垣間見えるようで、見るも無残ですね。 宮崎駿監督がジブリから抜けた後、ジブリはどうなるのかなあと心配。 ジブリの中で維持し続けるというよりも 新しい逸材はもっと違うところから全く別の個性をもって生まれてくるもの。 それはつまり手塚治虫亡き後の虫プロではなく、 新しい存在としてのジブリという集団が出現してきて、 アニメ界に新しい流れを作ったように。 ところで私がポストジブリとして、 その作品のすばらしさとジブリとはまるで違う映像美に感動したのが、 新海誠作品です。 ショート作品『ほしのこえ』 そして、長編 『雲の向こう 約束の場所』 今の所この二作品くらいしか見かけませんが、 いま新海さんはどうしてるのでしょうか。 ただ、これらの作品はSFで、結構内容的に難しく、ジブリのように一般大衆や子供達には受けない部分が多いなあと思うのですね。 それでも、この作品の中で、今私達の日常の中で当たり前になっている、コンビニや雨の後の歩道のにおい、携帯やメールでこそかわされるやりとり、それからそのほかいろいろの、まさに現代社会ならではの景色が、登場人物たちにとっては懐かしいシーンとして登場してきたのを見たとき、本当に感動してしまいました。 まさに今に生きる私達の感性にリンクしている感じなのでした。 さあて、宮崎駿監督のあと、アニメ界はどうなるのでしょうね。 というところで宮崎吾郎監督の力量を拝見できる『ゲド戦記』楽しみですねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月17日 18時05分50秒
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