カテゴリ:まんが
大企業をリストラされ、恋人と別れ、どん底のヒロイン小日向眞子。たまたまはいったカフェで働くことになる。やがた、その技量をかわれて、店長になり、いつか自分のお店を持ちたいと考え始める。 まあ、よくある、いまどきの自分探しの物語である。 恋人まっつあんのイタリア行きが決まった時、眞子は一緒に行くか、どうするか迷う。一諸に暮らそうという恋人からの言葉に迷う。生活に切羽詰って結婚したいと思う。 どうしてこんなに結婚イコール依存なんだか。結婚することが男の人から守ってもらえる楽な生活っていう描写はちよっとありきたりというか、ワンパターンというか。 結婚したって、ダンナは守ってくれないし、自分がしっかりして、ダンナも家族も守っていくくらいの覚悟がないと、やってけないんだけど。でもって、物語の中の恋人たちも、覚悟がいることがわかるから、結婚に踏み切れなくて迷う。戸惑う。決断できずにいたりする。 自己実現に夢中な主人公は、せっかくの恋人とのイタリア行きをやめて、自分のカフェを持つための道を選ぶ。 私だったら、恋人にくっついてイタリア行っちゃうけどな。カフェをもつなら、イタリアにいって二年間イタリアの本場のバールや、家庭料理の味、イタリアがもつ独特の雰囲気やセンスを学ぶいいチャンスなのに。 そういうものを身に着けて帰ってくれば、いいイタリアンカフェを作れるだろうになあ。 結婚は依存だとか、自分の道とか、なんであんなにかりかりしてるんだろう。 もうこういう価値観の物語じゃなくて、結婚しても、恋人や夫にくっついていても、どんなところに行っても、自分を生かして生きていけるようなそんな主人公の生き方を描いてほしいよなあ。 と、思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月12日 12時43分34秒
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