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2007年08月01日
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カテゴリ:教育
『女子校、共学、男子校』の記事にいろいろとコメントをもらっていると、ようするに、学校時代、成長期から男女は一緒にいて、異性に慣れることは大切だという趣旨が共通しているなあと思います。

それはもうずっと学生時代無意識に認識させられ続けてきたことなんだけど。一緒にいないと異性って理解できるようにならないものなのかな。

一緒にいても理解できずに別れちゃう夫婦っていっぱいいますよね。

小学校のクラスでも、男子と女子が対立してたり、ってのもよくあったし。対立しながら学ぶ部分もあったのでしょうね。

ところで、私は、子供のころ、男の子が大きらいで、すごくつらい思いをしました。幼稚園まではなんでもなかったのに、小学校にはいってから、ずいぶん男の子にいじめられました。なぜか、当時の小学校というところは、男女が仲良くすることを執拗に強制されていたような気がします。

当時は、二人机だったのですね。今は机はみんなシングルで、一人ひとり座るものですが、その当時は木の机で、二人で座るものでした。そして、かならず、男子と女子を一つの机に座らせていたのです。そのほかにも、遠足とか、列をなして歩いて移動する時など、かならが男の子と女の子が並んで手をつないで歩くことが強制されていたのですね。

いきなり、友達でもない仲良くもない相手と肉体的接触を強制されていたわけで。今考えるとずいぶんだなあと思いますが、その当時は子供だったので、よくわかりませんでした。しかも、たまたま私と組む相手の男の子がとても意地悪な子で、私と手を組むのをいやがったり、机ですわっていても、意地悪してきたり。

そんなことをクラスの中で授業中なんかにもやられていたわけで、当時の先生はなぜきずかなかったのだろうと思います。親に言ったら、一度だけ、学校に来て相手の子にいってくれたこともありました。先生は保護者が教室まで来たことに恐縮して、母には謝罪してくれたそうですが、それ以降も状況は変わりませんでした。というか、その先生からも意地悪な物言いをされたことすらありました。

私自身なにか、相手のそういった行動を誘う部分があったのかどうなのか。いまになってもわからない。

けれど、そんなことの続く中で、私が男の子をきらいになり、こわくて、そばによるのも、口をきくのも、嫌で、しょうがなかった。

今の時代は、いじめは同姓同士の中でおきているようですが、当時いじめの相手は異性でした。

私のそういう軽い異性恐怖症が直って、普通に男性と接して口が利けるようになったのは、社会に出てからだったのではないかと思います。

とにかく、中学までの男の子はきらいだった。しかも、私をいじめた一番きらいな子とはそのあと、高校も同じで、しかも、一度はクラスもおなじになり、授業の研究グループまでいっしょになり、最悪だった。

その間一切口を利くことはなかった。

それでも、高校生くらいになると、いじめたり、いじわるしたり、怖い雰囲気を感じさせることはだんだんなくなって、私もほっとしたものですが。そして、社会に出てからやっと、普通に男の人とかかわれるようになりました。もっとも、その時勤めていた会社は男ばっかりで、女は私と私の上司の二人だけという。唯一の女の子ということでやさしくしてもらったし、その前にいた会社も大人の男の人であれば、ちゃんと優しいのですよね。

でも、子供時代の男の子ってどうしてあんなに意地悪なんでしょうねえ。
引っ込み思案でおとなしくて、ほとんどしゃべらない女の子だったので、うっとおしかったのかもしれません。

もっとも今、私の娘は普通に男の子と接しているみたいだし、他の普通の女の子は普通に接していたのですから、ここまで男の子嫌いなんて言うのは、たぶん私だけなんだろうけれど。

それにしても、公立の学校で小学校から高校まで、民主主義や、男女平等の価値観の下に男女仲良くをやたら、強制された、学生時代って、なんなんでしょう。そのあと、入った会社や、実際の社会では、それまでとは、見事に対照的に男女差別ばりばりの世界。いままで、習ってきた、男女平等ってなんだったのだろうと、思ったものです。

女の子はお茶くみ、コピーとり、男性の補助の仕事。しかも、25、6歳で結婚して退社するのが常識。

男女雇用均等法やそのほかいろいろの世論によって改革されはじめたのは、そのずっと後のことでした。

お茶くみが女の仕事だったのは、ただのOLだったからかと思えばそうでもなくて、なんと、国会議員でさえ、女性議員は男性議員のためにお茶をいれるという記事をどこかで読んでびっくりしました。ほかにも、実力勝負の医者の世界でも、女医さんにはなかなかいい仕事は回ってこないらしい。重要なオペはほとんど男性の医者が担当してしまい、女医さんには、簡単なオペしか来ないということを何かで読んで、社会全体が男性の社会何だなあと感じました。

にもかかわらず、公立の学校の中だけが男女仲良くを強制してるんだよねえ。

社会全体にそれを望むからこそ、政府はそういう方針をとってはいるんだろうけれど。

そういいながら、やっぱり、大人になっても、女は女の世界の中で、男は男の世界の中ですごす時間のほうが長い。共学でも、女は女同士で友達になるし、男は男同士で友達になる。男女まざった仲良しグループもあるけど、それはごく一部。

幼稚園まではなんでもなかった異性の存在がやけにうっとおしくなるのが小学校から、中学くらいまでなら、七歳以降男女をわけた昔の考え方もそれはそれでありなんじゃないのかと。それはやはり思春期以降体が成長してきて、倫理観とは別のところで、体が心に影響して、異性に対して拒否感や、違和感を感じ始める時期で、高校生や、大人になれば、なんでもなく接することのできる男女が、みょーにけんか腰で反発を感じたり、その存在自体がうっとおしかったりするようなそんな時期でもあるんじゃないかと。

恋愛感情を感じる相手以外の異性は、うっとおしいだけであったりするような。そんな時期にあえて、一緒にしておくことが逆に将来の違和感を内在させてしまうことになってたりしないのかなと。

私にとっては、小中の共学は苦痛以外のなにものでもなかったかなあと。

相手の嫌な部分を観て知っておいた方がいいのか、それとも、欠点はきずかないままのほうがいいのか。

兄弟が絶対に恋愛関係にならないのは、やはり、相手の嫌な部分や、子供のころからのすべてを見て知ってしまっているからで。

大人になってから出会うからこそ、好きになることも出来るのかもしれないと。
今の配偶者をもし、子供のころから逐一見て知ってしまっていたら、それでも、伴侶に選ぶことが出来たかどうか。相手に自分の子供のころの未熟な姿なんて見せたくないしなあ。
成長過程で修正して、ほどほどにまともな人間に仕上た自分を見せるのが精一杯です。私には。

私にとっては、小中の共学苦痛以外のなにものでもなかったなーとちょっと思い出してしまいました。

でもまあ、共学も別学もそれぞれにそれぞれのよさ悪さがあるんだろうと思います。
そして、男女は仲良くしても、やっぱり別物でもあるんだよねえ。










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最終更新日  2007年08月01日 10時19分19秒
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