テーマ:受験シーズン(578)
カテゴリ:教育
センター試験も終わり、私立高校の推薦試験も終った。結果として何とか二人とも行く先を確保して、母としては、ほっとしました。とりあえず、息子は浪人しなくてもすみそうだし、娘もとりあえず行き先をひとつ確保。いまどきの私立は確約つきなので、ほぼ合格とはわかっていても、やっぱり何があるかわからない。本当に合格をもらうまでは、ほっとできない。内心もしかして落ちたらどうしようなんてはらはらのしどうしだったから、ほっとしました。中学受験ではアンナに大変なのに、高校受験だと私立校はほとんど、入試の前に合格の保証がされてしまう。高校受験て、なんて楽なの。とにかく内申さえとれれば、入試の前にほぼ決まる。私立の単願推薦なら、ほとんど勉強らしい勉強もしないで終る。難関校をめざすとか、少しでもいいところにいこうとさえ考えなければ、楽チンだ。もっとも、いい内申をもらうために娘はそれなりにしんどかったのだろうけれど。 とにかくほっとしました。 ココまでの間にわたしは、信じられないくらいいろんなことを想像して、悪い結果を予想して、一歩間違えれば、不安神経症なんじゃないのと、おもえるくらい、よくこんなにいろいろ考え付くなあと思うくらいいろいろとトラブルを想像しました。横でわたしの心配を聞いている息子が最後にはもうあきれ果ててしまったくらい。 ようするに、試験の当日にインフルエンザになって試験を受けられなくなるかもとか。 電車が止まって会場にいけなくなるかもとか。 願書だしそびれるかもとか。 確約とったはずなのに、落とされるかもとか。 東京マラソンのせいで試験会場にいけないかもとか。 だいいち、センター試験の会場に下見に行くことすらしない息子に心配で心配でなんども下見をすすめた結果、やっと、試験の二日前になって行ってくれたので、その時はやっとほっとしました。なにしろ会場に行くには、渋谷で井の頭線に乗り換えるんだけど、とにかく渋谷という駅はすごく複雑な立体構造なので、なんど行っても、どこがどこだかわからない。地図や方向感覚は得意と自負するわたしでも、渋谷だけは、駅の中でどっちが北でどっちが東なんだか、何度行ってもわからない。 基本的に試験の本番前には試験場に下見に行くものではと思い、何度も進めた結果やっといってくれたので、ほっとしました。 でもってね。試験場である東大の構内で、わたしのつくったお弁当食べて帰ってきました。やっぱりさすがに、ちょっとどきどきして圧迫感を感じたそうです。わたしのお弁当が東大の中で消化されたのか。おそれおおい。あとにもさきにもこんなことは今回だけだ。 でも、当日は試験場の席の右も左もあっちもこっちもみんな学校の友達だらけなんで、学校とかわんないよね。しかも、さすが東大。環境抜群。あったかいし、うるさい騒音やミスをする試験官もいないし。停電もないし。わたしも本当は見に行きたかった。 それにしてもうちの子たちは母の心配をよそに受験票を忘れるという最大の愚挙を二人とも犯しているのだ。 センター二日目。六時すぎには帰ってくるはずの息子がなかなか帰ってこないとおもったら、受験票を席に忘れて、戻ったんだそうだ。しかし、物理の試験が終らないと教室には入れてくれないので、試験が終るまで待ってたんだって。信じられない。 しかも、娘もきのう、行ったと思ったら帰ってきて何忘れたのかと思ったら、受験票わすれちゃた。だって。信じられない。 学力がどうこう言うよりも、予想外のトラブルで駄目になるんじゃないかという種類の不安が次から次へと沸いてきて、母はおかしくなりそうでした。 もっとも、志望校の試験はこれからなので、まだまだ心配の種はつきません。 何でもいいから早く終りますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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