カテゴリ:おいしい生活
先日結婚記念日と合格祝いを兼ねて、家族四人で東京會舘にディナーをいただきに行きました。ここは、20年前に結婚式をしたところ。花嫁だった私は例のごとく目の前のおいしそうな料理を食べることが出来ず、お持ち帰りにしてもらったにもかかわらず、締めすぎの帯のあまりの苦しさにそのあとも胃が整わず、それらの料理を食べることはできず、悔しい思いをしたのでした。 で、その悔しさを取り返すべく、10年前の結婚記念日にもここに食事に来たのです。で、その時、「毎年来たーい」という私の願いは「だめーっ」とだんな様に却下されました。「だったら、10年後の結婚20周年の日だったらいい?」ということで、その20周年の日はとうとうやってきたのでした。しかも、まるで計ったように、ちょうど子供たち二人の合格祝いも兼ねての家族四人総動員の初ディナーコースとなったのでした。めでたしめでたし。 『シェ・ロッシーニ』最近上り調子で支店を増やしている(?)西洋料理店です。たぶん。今回のディナーは、このお店です。ここは、フランス料理とはちょっと違うのかな。でも、何となくさっぱりとした感じお味でおいしいのです。10年前、20年前にはこのお店はたしか東京會舘にはなかったような。たしか、10年前はここの2Fのフランス料理店で食べたのだけど、今回はついうっかりこちらのお店のメニューに心引かれてこちらにしてしまったのでした。だって、メインディッシュがローストビーフなんだもの。お店で食べる本格的なローストビーフって一度食べてみたかったのです。これなら子供たちも喜んで食べるはず。 テーブルの上のキャンドルもかわいい♪ まずはスパークリングワインでかんぱーい。って、私以外は、ジュースとジンジャエールでしたが。でも、ジンジャエールさえ、グラス一杯1000円するんですよ。このてのお店はこういうところが怖い。でも、ま、今回は特別にちょっと、まっ、いいかーってことで。 あーーーーーー。最初の前菜のお皿の写真を撮るのをわすれたーーーーーー。 天使えびとフルーツトマトでした。おいしかったよ。 で、これがなんと、スッポンのスープです。精力つけて、どきどきの新学期を乗り切ろう。受験疲れも取れそうです。でも、コリコリしたものが入ってました。どうも、スッポンのみもはいってたみたいです。 メインディッシュのローストビーフです。国産牛で脂身もしっかりと。右上のマッシュポテトと間違えそうな塊が西洋わさび。あんまりツーンときません。それにしても私。安いオーストラリア牛のさっぱり感になれちっゃて、国産牛の脂っこさが苦手になってしまいました。でもとにかく、ローストビーフ。これは、品数限定なので予約した方が良いらしいです。 でもって最後がさくらのデザートです。桜のエクレアと、バニラアイスサクラジャムつき。でもって、桜の小枝つき。ピンク色のさくらのあんがおいしかったです。息子いわく、「合格お菓子の締めだな。」うんうん。そんなかんじー。しかも、子供たちのお皿の桜はチャンと咲いていたのです。 10年前は子供たちがまだ小さくて、コース料理は無理で、アラカルトでいただいたので、10年後にはコースで食べたいと思っていたのです。でも、いざ10年たつと他のいろんな機会でコース料理をいただく機会があって、10年前ほどハングリーな気持ちでなくなっていました。そして、いざとなると、いろんな食材のでてくるコース料理を子供たちは食べるかな、残しちゃうかなと思いましたが、実際につれていってみたら、きちんと品よく、おいしく楽しく、ディナーを楽しんでくれました。子供たちもこれから大人になって、社会のいろんなところに出て行った時、その場に気後れしないよう、困らないよう、そして、これから、彼女を作ってデートするかもしれない息子にもこの手のところは少しだけ慣れていた方がいいし、ちょっとしたルールやマナーを知っておいたほうが良いです。というわけで、そんな社会体験の意味もあって、初めていった家族でのディナー。二人ともおいしく楽しく食べてくれました。 こんなところに家族全員で行くことなんてそんなにないからね。次はいつのことやら。 おいしかったでーす。ごちそうさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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