テーマ:映画館で観た映画(8560)
カテゴリ:外国映画 さ行
なかなか面白かったです。『スター・ウォーズ』は、世界観がすごくしっかり出来ていて、しかも、面白いので、こういう風に、番外編や外伝がいろいろ作流ことの出来るシリーズだと思う。これからも、できればいろいろ作って欲しい。本編だけで終わりにするには、もったいなさすぎる。もともとの本編は、実写版だけれど、実際のところ、背景や、飛行船など、人物以外のほとんどがCGだったので、このCGアニメ版をみても、ほぼ違和感がない。実際の俳優を使うと、ぐずぐずしてる間に俳優が年取ってしまうけど、アニメは年をとらないので、いつまでも、のんびり作っていられていいかもしれない。 本編の『スター・ウォーズ』は最初全9話だと、聞いていたのに、結局全6話で完結になってしまって、本当のところ残念。技術的に無理ということで、前三作からは、時間も空いていたし。CGのおかげで、最初の三話が近年になって作られたけれど、CGでここまでつくれるならもう、実写にこだわる必要すらないのかもしれない。時代的にももう、昔ほどSFとか、宇宙大戦なんてもてはやされないし、つくった初期とは時代背景もかわってしまって、ソ連は、なくなっちっゃたしで、違和感があって、作りずらくなってしまったのかもしれない。アメリカの戦争好きは非難される一方だし。こうなると、そもそもの『スター・ウォーズ』シリーズのテーマ自体が、陳腐になってしまっているのかもしれない。 でも、今回のクローズウォーズは、面白かったし、ラストは続きの作れそうな終わりかただし。パート2ができたら、また面白そうだ。それに、このクローンをネタにしている部分が、逆に外伝でありながら、今にあっているテーマだと思う。このお話のテーマ自体は、師弟関係だったようだけれど。 成長したアナキン・スカイウォーカーが、師匠のオビワン・ケノビから離れて、新しいパドワン・アソーカの師匠になると言うところから始まる。師としては、まだまだ初心者のアナキン・スカイウォーカーと、弟子としては、やっぱり初心者のパドワン・アソーカの二人がいろいろもめていて、その一方で師弟同士信頼関係ができあがっている、ケノビとスカイウォーカーの、「あの人なら大丈夫。きっとやり遂げているはずだ」という、言葉が、、別々の場所で発せられているところが、すばらしかった。そしてそんな、ケノビとスカイウォーカーだって、本編のエピソード2のあたりではたしか、やりあっていたと、思う。 ケノビとスカイウォーカーの場合は、このお話ではいきなりもう出来上がっちゃってますが、このシリーズが続けば、アナキンと、アソーカの師弟関係、信頼関係がとのようにして出来上がっていくものなのかを、描いてくれるのではないかと、思います。本編が親子関係、自分の中の善と悪の葛藤であったので、この新シリーズでは、人間と人間つまり、他人同士の信頼関係はどのようにして出来上がっていくものなのかが、テーマだと、思えます。 宇宙をバックに、今はない深い師弟関係と、修行。東洋的な衣装や建物や思想があって、楽しい映画です。 ヨーダって面白くて素敵なキャラなのに、いつも脇役チョイ役ばっかり。 ヨーダを主人公にした話も見たいです。 スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ@映画生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月03日 09時50分16秒
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