テーマ:映画館で観た映画(8560)
カテゴリ:日本映画
めちゃめちゃおもしろかった!!!!! 今年の邦画の一番なんじゃないかと思います。五月のこの時期で。ていうか、わたしの好みにはまりまくりなのかも知れませんね。でてくる舞台が京都で、京都大学生で、大好きな四神の青竜、百虎、朱雀、玄武がサークルの名前だったり、式神さまがでてきたり。 いまやってるニンテンドーDSのゲームの『FFレヴァナントウイング』のゲーム設定とそっくりなんでさらにますますリアル感増しました。映画の中で、主人公たちが、式神を召喚して、戦わせるのと、ゲームの中でモンスターを召喚して戦闘するのと、そっくりなんですもの。 鴨川ホルモーの映画をみて、ホルモーにはまって、自分もやりたいと、思ったら、このゲームやるといいよ。 人物設定や、ストリー自体は、驚くほど、スンダード。やっと入った大学で、なんとなくさそわれたサークルにはいっちゃったり、きれいな女の子に片思いしたり、理系でおしゃれの下手なブスな女のこが実はかわいくて、主人公にほれてたり、ラストで、美人に変身してたり、美人のヒロインが実は性格の悪い小悪魔ちゃんだったり、主人公のライバルがめちゃめちゃ優秀で、強かったり、友達がすごく変なやつだったり、大学生活の間にどんどん変になってったり、大学の寮が、めちゃめちゃ汚かったり、どれもこれも、スタンダードすぎるほど、スタンダードなんだけど、お話の設定自体は、京都の中にいる神様っていうか、鬼っていうか、のホルモーを戦わせるお話で、大学どうしで、対戦してたり、とにかく一つ一つの描写がとんでもなくおもしろいので、ストーリー自体はスタンダードな方が、ホルモーの『変』がきわっだっていいと、思う。 栗原千明が、メガネのブスな女の子役で、すごくうまくて、よかったです。彼女の整った顔立ちが、逆にブスに見える効果になってたりしてて、みごとだなと、感心しちゃいました。でも、ラストは、ちゃんとかわいくて、主人公の阿部君と仲良くなってて良かったね。 ホルモーの展開もおもしろいし、式神様のお話っていうのも、好きだし。私の好みにはまりまくり、映画をみながらかなり、笑ってしまったけど、笑ってたのは、私だけのような気がするので、他の人はそうでもなかったのだろうか。 青竜会の青い、浴衣もよかったし、サークルの先輩役もよかったし、サークルが飲み会するお店もかわってておもしろかったし、主人公のアパートも木のつくりでしぶかったし、吉田神社の奉納の舞のシーンもめちゃめちゃおもしろかった。どれもこれもはまりまくった映画ってすんごくひさしぶりです。 いやいやいやいや、すんごく面白かった。『レッドクリフ』より、私はこっちの方がいいと思うよ。このての映画はちょっと間違うとすんごくへんちくりんな、つまんない映画になりかねないんだけど、この作品はうまく全体のバランスがとれていて、ホルモーたちのへんちくりんぶりもかわいくて、おもしろかったし、邦画でも、こんなにおもしろくて、奇抜なお話つくれるんだと、感心しちゃいました。 こんなに面白いのにそれほど話題になってないのはなんでなんだろう。不思議だ。 続編とか、ないのかな。みてみたいです。 鴨川ホルモー@映画生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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