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2019.09.12
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今回ご紹介するのは『「女子」という呪い』です。

「女子」という呪い [ 雨宮 処凛 ]

本のオビに書いてある

この国で「女子」でいることは、かなりしんどい。

という言葉に共感した方、興味を持った方は、読んでみてください。

 

日本独特の女子の生きづらさ」も、「世界共通の女子の生きづらさ」も、存在することが分かります。

 

ちなみに、本の中で著者は「アラフォーの私と同世代でも、(中略)女子はいる。」と書いていることから、この本においての「女子」とは、アラフォー世代も含めた女性と考えてよいと思われます。

 

 

以下の3つにわけて書きますね。

・著者について

・内容について

​・感想​

 

 

【著者について】

 

雨宮処凛さん。

1975​年生まれ。作家、活動家。​

 

 

 

【内容について】

 

・この本は、「情報・知識&オピニオン「イミダス」で20125月から始まった連載エッセー『生きづらい女子たちへ』の原稿を厳選し、大幅に書き下ろしを加えたもの」だそうです。(冒頭の「すべての生きづらい女子たちへ」と、第4章が書き下ろし。)

 

・著者は「なんだかもやもやすることに、<「女子」という呪い>と名付けてみた。」とし、例えば

「女子力」とか「女性の活躍」という言葉への違和感。

「女を使う女」は軽蔑される一方で、女らしい気配りや身ぎれいさは当然のように要求される。

といったことを、具体例として挙げています(もちろん他にも複数書かれています)。

 

・イラストは「ひらやまこう(6​)」さんが描かれたそうです。斬新ですね。​

 

 

 

【感想】

 

2章までは、ふむふむと思って読み進めていたのですが、第3章を読むと、心が少し削られたような気がします。

そこでは複数の女性のことが書かれているのですが、それぞれの女性の生きづらさが、私の心の中に重しのように残るというか……。

これは他の本でも言えることですが、共感性が高いHSPは、他の方のつらい経験を読む時、気を付けないといけませんね。

 

 

私自身、夫以外とは、ほとんど人との関わりがありません。

さらに病院は女医さんのところを選び、美容院では女性の美容師さんを指名します(そこではアシスタントも、女性の方が担当してくださります)。


そのようにして、もともと家に引きこもっているうえに、男性との関わりを積極的に避けているので、他の女性に比べたら理不尽な思いをすることは少ないです。

それでもテレビやネットを通して、なんだかおかしいな、女性って損だな、と思うことはあります。

 

著者は、ジェンダー問題について書くと「予想を超える数のバッシングが寄せられてきた」そうで、その「多くは男性からのもので、そのたびに、ジェンダーについて語ることへのハードルは私の中でひっそりと高くなっていった。」と、この本の最後で書いています。
それでもこの本を出版してくださったことで、この本は、理不尽な思いをしている女性たちの背中を押してくれる存在になると思います。

女子への呪いは万国共通のもの」だそうですが、こういう本や、「#MeToo」の動き(「セクハラ被害に遭った女性たちが「Me Too」と声を上げる動き」)によって、世の中が変わってほしいなぁ……と、無力な私はただただ願うばかりです。



「女子」という呪い [ 雨宮 処凛 ]


「女子」という呪い【電子書籍】[ 雨宮処凛 ]





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最終更新日  2019.09.12 13:00:07



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