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カテゴリ:【本】ムーミン
8月の終わり。ムーミンとムーミンママが、冬に備えて家を建てる場所と、ニョロニョロに騙されていなくなったムーミンパパを探して、旅をするお話。
『小さなトロールと大きな洪水』 ヤンソン 講談社文庫
今回のブログの目次 ・ムーミンの小説一覧 ・登場人物の紹介ページ ・お話の内容
【ムーミンの小説一覧】
1 ムーミン谷の彗星 (読了) 2 たのしいムーミン一家 (読了) 3 ムーミンパパの思い出 (読了) 4 ムーミン谷の夏まつり (読了) 5 ムーミン谷の冬 (読了) 6 ムーミン谷の仲間たち (読了) 7 ムーミンパパ海へいく (読了) 8 ムーミン谷の十一月 (読了) 9 小さなトロールと大きな洪水 (今回読んだ本)
【登場人物の紹介ページ】
巻頭に、主な登場人物の紹介ページがありました。 (キャラクターごとに、イラストと、簡単な説明。)
ちなみに、図書館で借りた ・ムーミン全集 ・青い鳥文庫 にも、巻頭に同様のページがありました。
(借りたのは全巻ではなく1作品分で、今回とは別のお話です。 ムーミンの小説は、ムーミン全集、青い鳥文庫、講談社文庫という3種類あって、今まで私が読んだ9冊は講談社文庫です。)
講談社文庫の他の8冊にも、登場人物の紹介ページを載せてほしかったなぁと思います。
【お話の内容】
お話自体は80ページほどで、講談社文庫9冊のうち、一番ページ数が少ない本です。 展開は早いのですが、物足りなさを感じました。
第二次世界大戦の終戦直後に出版された作品で、戦争が、今回のストーリーやイラストに影響を与えているようです。
また巻末の解説で、「コミカルな風合いをあたえる役割をになう」(p.100)スニフについて書かれているのですが、ムーミンシリーズの 「後半になって語り口が深刻になっていくにしたがって、スニフそのものの姿が消えてしまう。」(p.100) と書かれています。 それを読んで、ああ、だから後半でスニフが出てこなかったんだと納得しました。 (今回読んだ本には、スニフは出てきます。スニフ初登場のお話です。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.12 00:00:11
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