Moon Phases

火星／海王星コンジャンクション

「暖簾に腕押し」とこの様相を例えているのですが、最近私の目の前にこの様相の人が現れたのです！　
「豆腐にかすがい」に例えないのは、ただ単に手ごたえが無いや張り合いが無いか徒労ではなく、人間関係ではこの様相は一枚上手であしらってるきらいがあるからです。火星は男性的なパワーであり、意思であり、情熱や攻撃です。つまりこれは形を変えた攻撃方法です。この火星／海王星コンジャンクションを瞬時に理解出来るのは同じ様相を持つ者のみかもしれません。これを不意に表現した人がこのコンジャンクションを持っているので、私は非常に感銘を受けた次第です。つまりこれは憐れみの攻撃です。相手と実戦する事なく、生い立ちその他を憐れみ、攻撃してきた事を蔑む事です。この場合相手は何も知る術はありませんし、独り勝ちの世界観です。それは海王星の境界の無い理想の中で、時に霊的に語られるからです。理想から外れたものは地に堕ちたものであるので負けていて、高尚な理想に邁進する火星は勝つのです。この人は火のサインにあるので面白くしストレートに表現します。水サインのスピリチュアルな方向とは違うなとは感じます。その理想とは海王星主体で火星で推進しているだけです。木星の拡大や太陽のエゴや自己満足、月の感情や想像が入ってはいけないのです。それは海王星の純粋な理想では無くなってしまう。高尚である事の意味を追求する事、同じ世代の人々が集合的無意識とも言われていたものに向かっているもの、この様相は非常に理想主義的なものを性格の中に持っている。理解はされないことがあるが、理解されない事で自分の特別感を大事に出来るという喜ぶ感覚があるかもしれない。