◆ 京都は外国と化するシーズンがある
♪ 人混みの中にあふるる中国語 紅葉の寺は異国のごとし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 地元のバスが会社が企画する日帰りツアーで、京都の紅葉を楽しんできた。 東福寺と禅林寺の永観堂のセットで、昼食におばんざいのバイキング。紅葉はやはり5日から1週間ほど遅れていて、70%というところ。夜来の雨も上がり、曇っていた空も午後には晴れて、まずまずの紅葉狩りとなった。 「おばんざい」の八つ橋庵「かけはし」は元々、刺繍製作の会社だったらしくあちこちに額装された刺繍が飾られている。平成16年に今の八つ橋を扱いながら「創作おばんざい」を提供する業態に変わったらしい。 単なる京都の家庭料理かと思っていたが、どれもが結構おいしくて下手な弁当を食べるよりは余程いいと思った。調べてみるとビュッフェの昼は1,080円となっていた。永観堂へのとても狭い道 大型バスが観光客を蹴散らす様に侵入してゆく。 例年なら見ごろの時期なので当然とはいえ、金曜のウィークデーでもこの凄い人、人、人。 その人混みの中で聞こえてくる声は、なんと中国語ばかり。「ええっ!ここは中国?」と思うほどで、見掛けは日本人とそう変わらないので戸惑ってしまう。 強いて違いを言えば、濃いサングラスをかけている人が目立った。日本人は紅葉を見に来るのにサングラスなど絶対に掛けない。大型カメラでバシャバシャやってるのもそうかと思うが、日本にもそういう人は多いので識別は難しい。 さすがに京都、気もの姿が時折見られて、やっぱりこうでなくちゃと思う。京都市はエキストラを使ってでもこうした着物姿の美しどころを、街中に散りばめて欲しいと思った。そうすれば中国語の違和感が多少は薄れるというもの。 今回のバスガイドが異色で、名前を「メンドーサ理沙子」というヒィリピンと日本人のハーフ。まだ一年目という事でアナウンスがたどたどしい。どうも日本語そのものが堪能でなく、敬語に戸惑い、言葉選びにまごつき、解説文を読んではつかえるという有様。 どこもが人手不足で、こういう人でも採用しなければならないという業界の裏事情が見え隠れする。つかえつかえての解説に余計な神経をいじられ、妙な疲れを感じさせられた一日だった。◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行●「手軽で簡単絞り染め」