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沖縄ヤンバルの里山

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2013.07.14
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カテゴリ:ヘゴ

CIMG5096  ヘゴ 新芽.jpg

ヒカゲヘゴ 新芽

CIMG5095  幼いヘゴ 草姿 .jpg

ヒカゲヘゴ 幼木

 

平成25年7月14日 日曜日

きょうの旧暦 6月7日 赤口/中潮

 

ヒカゲヘゴ  (こと 日陰杪欏) 

常緑木性シダ ヘゴ科

学名:Sphaeropteris lepifera Tryon

英名:Flying Spider-monkey Tree Ferns

別名:モリヘゴ、アヤヘゴ    沖縄名:ヒグ

 日本での分布地は奄美大島、沖縄、小笠原。国外では台湾、中国南部、フィリピンなどに自生。

日本国内での最大のシダ植物。草高は15mにも達し、胴回りも大形のものは2m近くになります。幹に不規則な円形~楕円形な紋様が付きますがこれは葉柄が枯れ落ちた痕跡です。

葉長は2~3m。

新芽は1~4月にかけて幹の頂部より伸び、葉柄からゼンマイ様な大形の葉に成長する。これがやがて目のさめるような鮮やかな新緑が現出します。

新芽の径3~5cm、長さ50~100cm、在野の山野草ゼンマイの10倍近くあります。

カタツムリの角のような円形状の芽を2~3本勢い突き出した様な特異な形をした新芽です。熱帯樹林に生える巨大ゼンマイです。

新芽から若芽、成木へと成長するに従い熱帯の森の中に君臨する「シダの女王」になります。

 ジリジリ照りつける真夏の太陽が中天から差し込むようになる頃、孔雀の羽を広げたような緑のシェルタ-を作ります。さしずめヒカゲヘゴは約2億年前の古生代 大型シダ植物を髣髴させる現代版ジュラシックパークの光景を出現させます。

ヘゴの新芽は食材にもなります。アク抜き後三倍酢で食するとシャキシャキとした食感があります。通常では入手困難な山菜の珍味です。






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Last updated  2013.07.14 10:25:15
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