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JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.01.22
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次

海前寺の近くにある『八王子神社』を訪ねる。
八王子神社は、神奈川県茅ヶ崎市菱沼にある神社。
菱沼八王子神社とも。現在は小和田熊野神社の兼務社である。
創建年代は不詳。江戸時代中期の宝永2年(1705年)12月に再建の記録が残り、
それ以前から存在していたことが分かる。
正徳2年(1712年)、正一位八王子大権現の宣旨を受けた。
昭和3年(1928年)725日、再建された。



昭和2年(1927)造立の正面の石鳥居には、草木・三つ巴紋等が刻まれた石扁額が。



『拝殿』。
御祭神は、五男三女命と、宇迦之御魂命・大山咋命・品陀分命。
五男三女神は、天忍穂命・天穂日命・天津日子根命・活津彦根命・熊野久須毘命と、
多岐理比売命・市杵島比売命・湍津比女命の宗像三女神。
創建年代や由緒、御祭神は不詳。正覚院という寺院敷地、墓道の横に鎮座している。
現在は、社碑や神輿殿、質素な社殿などで構成されている。
八王子神社は、毎年7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市4西浜海岸で行なわれる
浜降祭(はまおりさい)に参加する一社である。しかも、夜中に堤八坂の公民館を御立ちし、
茅ヶ崎海岸で禊をするが、この神社神輿は特に沖まで深く入り込むことで知られている。
40基近くの神輿が参加する浜降祭ではあるが、ほとんどの神輿は波打ち際で帰ってしまう。
そんな中、八王子神社神輿は担ぎ手の首が海に浸かるほど、沖に進んでいくのだと。



拝殿の見事な彫刻。
拝殿唐破風の懸魚には鶴に乗った老人像が。



向拝に男女像や龍などの彫刻が施されていた。



なぜか『鐘楼』が。



隣にある『本村八坂神社』。
古くから境内に祀られている本村八坂神社は、祭神「素佐之男命」を安置。  
創建年代は不詳ですが、社殿は文化10年(1811)再建という古社。  
かっては祇園さま・氷川さま・熊野さま・天王さまと呼ばれたと。



『本村天満宮 由緒』。



『正一位稲荷大明神』。
稲荷大明神は、宇迦之御魂神(倉稲魂神)を安置。  
創建年代は不詳でしたが、社殿修復(平成2年)の折に稲荷講中18名と弘化5年(1848)の
木板が発見されたことから、150年余りを経ている古社と判明。  
五穀豊穣・招福の神として信仰されていると。



大正12年9月1日関東大震災で倒壊した大鳥居が置かれていた。



境内の工作物もすべて崩壊したが、幸いに一人の犠牲者も出なかったと。



八王子神社 社務所。



旧東海道近くにある旅友Sさんの農園を暫し訪ねる。



旧東海道の下を走る単線のJR相模線。



イオン前を茅ケ崎駅方面に進む。



日本橋まで(から)58Km。



イオン茅ケ崎中央店。



入口のモニュメントは太陽の塔の如し。



『茅ケ崎一里塚』交差点手前に。



『茅ケ崎一里塚』。



一六〇四年(慶長九)徳川家康が秀忠に命じて東海道、東山道、北陸道に整備させたもので、
江戸日本橋を起点に沿道一里毎に設けられた。大きさは五間(九メートル)四方、
高さ一丈(三メートル)で、街道の両側に相対して築かれ、塚上には多く榎を植え
旅人の利便をはかった。 
この茅ヶ崎一里塚も以前は両側にあったが道路拡張等のため片方は取り除かれてしまった。
江戸から十四番目のものといわれる。
かっては旧東海道の両側にあったが残っているのは海側のみ。



『史跡 一里塚』と刻まれた」石碑。



茅ケ崎駅前交差点の茅ケ崎市役所側の角にあった『旧寛永寺石灯籠 四基』
右から1番目と3、4番目は十代将軍徳川家治の供養のために1786年に寄進され
2番目は、四代将軍徳川家綱の供養のために1681年に寄進されたものと。



徳川家の菩提寺として栄えた上野の寛永寺には、全国の大名から歴代将軍への供養として
たくさんの石燈籠が献上されていた。
それが市内に6基移されている。
戌辰(ぼしん)の役や関東大震災や戦災などで被害を受けた寛永寺への再建寄付の返礼として
贈られたものであると。



ここから大磯までは旅友のSさんは既に完歩されているとのことで、ここで旅友と分かれ、
それぞれ別行動で目的地へ向かう。
私はそのまま歩いて大磯宿へ、旅友は茅ヶ崎駅から電車に乗り大磯駅へ向かう。
道路脇には古木のクロマツの切り株が。



茅ヶ崎市勤労市民会館前国道一号線東横インホテル前歩道に東海道松並木の
一本のクロマツが、2009年腐朽のため代採する。樹齢200年以上、高さ約20メートル、
幹回り2.5メートル徳川家康公が植樹させたと云われ市民のたくさんの要望に答え、
このたび、直径80cmの切り株レリーフを景観資源として記念碑設置したと。



『高野山 真言宗 円蔵寺』。
真言宗の寺。本尊は薬師如来と厄除秘鍵大師で茅ヶ崎厄除け大師とも呼ばれている。



『本堂』
寺は文安2年(1445)に没した善誉が中興の祖であると伝えられている。
もとは本村5丁目にあったが大正12年(1923)の関東大地震で倒壊し、
昭和4年に現在地に移設したと。



『護摩堂』



『五重石塔』



旧本堂の『礎石』。



こちらは203高地「血染めの岩片」だと。



護国忠魂碑と脇に立つ乃木希助大将像。
円蔵寺には日露戦争に関連した遺物が集められている一画がある。 乃木大将の揮毫による
忠魂碑と乃木大将の石像を中心に、周囲には水師営の会見碑、水師営のなつめの木、203高地の
血染めの岩、元招魂社の鳥居片が置かれ、日露戦争の慰霊の地となっている。
この忠魂碑は、御影石製、茅ヶ崎村兵事会が明治38年10月16日に建立したもので、日清・日露
及び日支事変における戦没者13柱(日清役2柱、台湾土匪征役2柱、日露役8柱、日支事変1柱)が
合祀されている。 当初、茅ヶ崎小学校に建立されたが、戦後同寺へ移設された。
忠魂碑の隣には、昭和10年に建立された乃木将軍石造がある。いずれも御影石製である。
碑高370㎝、幅93㎝、厚さ47㎝、台石50㎝、基壇110㎝。
碑正面:
「護國忠魂碑 希典書」
右面:
「明治三十八年十月十六日 茅ヶ崎村兵事會建之」
左面:
「明治二十七八年戰役陣亡軍人
 二十八年三月二十九日於臺灣澎湖島病死 陸軍歩兵一等卒 米山新蔵
 同 二十八年六月二十六日於廣島病院病死 陸軍砲兵一等卒 越地三吉
明治三十一年臺灣匪徒征役陣亡軍人
 三十一年十二月十一日於臺灣北山地方戰死 陸軍歩兵二等卒 鈴木米吉
 同 三十一年九月十九日於臺灣基隆病死 陸軍歩兵二等卒 池田竹次郎」
碑裏面:
「明治三十七八年戰役陣亡軍人
三十七年十一月三十日於清國盛京省赤坂山戰死 陸軍歩兵軍曹勲七等功七級 松坂松五郎
三十八年九月三日於清國盛京省病死 陸軍歩兵伍長勲八等功七級 米山鐵五郎
三十八年三月九日於清国盛京省田義屯戰死 陸軍歩兵上等兵勲七等功七級 澁谷牛次郎
三十七年十二月一日於清國盛京省二〇三髙地戰死 陸軍歩兵一等卒勲八等功七級 米山又治郎
三十七年十一月二十八日於清國盛京省寺兒溝戰死 陸軍歩兵二等卒勲八等功七級 三橋太郎吉
三十七年十一月十二日於清國盛京省山澗堡戰死 陸軍歩兵二等卒勲八等功七級 河内駒吉
三十八年九月十八日於清國盛京省病死 陸軍歩兵一等卒勲八等 三橋力松
三十八年五月十八日於清國盛京省梁家窩柵戰死 陸軍輜重輸卒勲八等 三橋定吉
日支事變
昭和七年十月十日於満州國遼寧省轉通北側戰死 陸軍騎兵伍長 杉田匠」

そして右に
乃木希助大将像。
乃木将軍の没後24年にあたり、忠烈、護国の軍神である乃木精神を鼓吹するために、広く寄附を
募って建立された。
新聞記事によると、発起人は、駿河銀行支店長、円蔵寺住職、円蔵寺檀徒など30余名。
昭和10年10月13日に円蔵寺前で除幕式が予定されていた。
製作者は相田清志氏。像は七尺、台座は五尺とある。
現在は、円蔵寺境内に移設された忠魂碑と同じ台座上に移設されている。
小笠原長生子による題字が刻まれていた台石も今は無い。
像高約189㎝、台石50㎝。御影石製。



『山門』。



円蔵寺の案内板。
茅ヶ崎山 円蔵寺
御本尊  薬師如来 厄除秘鍵大師(やくよけひけんだいし)
宗 派  高野山真言宗   立教開宗は大同二年(807)
総本山  高野山金剛峯寺  和歌山県伊都郡高野町
宗 祖  弘法大師(空海)
       宝亀五年(774)六月十五日  香川県善通寺市で御誕生
       承和二年(835)三月二十一日 高野山奥之院に御入定
御宝号  南無大師遍照金剛
教義と信仰
  宇宙のすべてのものは 大日如来のいのちの顕われであり このいのちの世界をあらわして
  いるのが曼荼羅です。
  高野山真言宗の教えは いのちの平等と尊厳をさとり 大日如来の智慧をこの世に実現する
  ために 生かせいのちを実践し共存共生の世界をめざすことにあります。
  本宗の御宝号念誦運動は 弘法大師の共利衆生の精神に立って すべてがいのちを共にして
  いる社会の福祉をめざす具体的な活動です。
  弘法大師は未来永劫にわたって衆生を救済すると御誓願され高野山奥之院に入定留身されて
  います。同行二人の信仰のもと 大師の御教えをこの世に生かし実現することが 私たちの
  務めであり喜びです。



旧東海道 十間坂交差点。



日本橋から(まで)59km。



十間坂二丁目交差点を過ぎて右手にあった『第六天神社』。



『第六天神社御由緒』
御祭神  淤母陀琉命(オモダルノミコト)
     妹阿夜訶志古泥命(イモアヤカシコネノミコト) 
  ご祭神は、神仏混淆時代の仏教で信奉する欲界天の第六、欲界天の最高所に客殿を構える
  天魔、他外自在天に由来し、明治維新後政府の神仏分離の布告により、ご神徳に因み、国
  生み神話天神七代の神々の内の、第六代の男女二柱の天津神様であります。
  分布の傾向に特徴があり、西日本は皆無に近く、東京都と千葉県境に多く所在し神奈川県
  では宗教法人格を持つのは二神社、全国で「祠」ようの社も含め三百有余社が数えられます。
  神々の中では、初めて人間のような容姿と賢い知恵を持ち合わせた大神様です。
御神徳御由緒
  身の丈は二里(八キロ・昔は大きいということは健康であることの象徴でした)寿命は人間
  の千六百歳を一年として、一万六千歳の長寿であられ、それに因み、身体壮健、不老長寿、
  社前の東海道を上下する覊旅の人々の道中安全の守護神として又、世の楽しみを自在に自
  己の楽しみに替える霊力に因み、満願成就への導きの神として信仰されております。
  古くは、第六天神社は多く祀られており、織田信長の信奉は特に篤く、後の豊臣秀吉は信
  長が天下を執るほどの強大な力を持ったことは、第六天の強靭な神威を戴いたことによる
  ものと、恐れて廃寺を行ったと伝承されております。
  その中で郷民により神社名を変更したり、合祀、相殿、末社として秘かに守り信仰されて
  きた第六天神社です。
  「第六天様という強靭なご利益を持たれる神様を氏神様としている氏子さんは幸せですね」
  と参拝に訪れる方もおり、天魔とも恐れられる強い力を戴きたいと、近県よりも参拝祈祷
  を受けにこられる方もおられます。
  創立年代、創立者等不詳。文献では、江戸幕府編集の新編相模風土記(十二代将軍家慶の時
  代・天保十二年)に初見されます。
御 末 社
  八坂神社
御 案 内
  初宮詣 七五三詣 厄祓い 交通安全 渡航安全 家内安全 事業安全 商売繁昌等の御
  祈祷 地鎮祭 竣工祭 新築家祓等の出張諸祭のご奉仕も承ります。
鎮 座 地
  神奈川県茅ケ崎市十間坂三丁目十七番十八号
        電話番号  〇四六七ー八二ーニ三八四



日本橋から十五里二町六間であると。



『拝殿』
現在は、淤母陀琉神、妹阿夜訶志古泥神の二神を祀る第六天神社ですが、
もともと第六天とは仏教で「欲界第六の天なり、略して他化天と云う。下天の化作せし
他の楽事をとり来りて自在に受楽するが故に、他化自在と名く。正法を妨害する天魔なり、
釈尊成道の時これを降伏す。密教にては胎蔵曼荼羅の一尊となす」などと記されている天魔で、
身丈は二里、寿命は人間の千六百歳を一日として一万六千歳とされ、強力な魔力をもった
魔王として描かれていると。



拝殿に近寄って。



見事な彫刻。
唐破風の下の懸魚の鳥は烏(カラス)であると。
神武天皇が高倉山から右手を上げて遥か遠くを見ている姿と。



手水舎も巨大。



拝殿の前には『八坂神社』が鎮座。
御祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)。 
口碑によれば、第六天神社社殿西面に祀られて いたという八坂神社は、平成四年第六天神社本殿 
幣殿のご造営に際して、相殿として祀られている ことが明らかとなりました。 
明治中期の茅ヶ崎大火により罹災後の再建難しく、止むなく相殿としてお祀りしたことと
思われます。 
この度のご造営を機会に、御神霊の蘇りとご神威の発揚を願い、この地に奉遷されました。 
欅造りの社殿は、第六天様の神殿でしたが、修復し覆殿を掛け八坂神社社殿としたものです。 

「第六天神社 八坂神社」の画像検索結果


                               ・・・​その2​・・・に戻る

                 ・・・​つづく​・・・






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Last updated  2022.06.14 05:25:38
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