「問題空間」。
人はその中で問題を定義する。
問題解決策の意見が合わない場合、確認してみると問題の定義が違っている。
問題の定義が違う場合、確認してみると問題空間が違う。
...「問題空間」は、何によって決まるのか?
その人の利益、立場、経験、価値観、性格など・・・。
つまり、一人ひとり顔が違うように一般には一致しない。
しかも、問題空間は外から分からない。聞いても教えてくれない。
無意識に定義しているから本人さえも気づいていない。
人間の判断は問題空間に縛られている。
逆に問題空間を一致させると問題の定義が一致する。
問題の定義が一致すると問題解決策も一致する。
問題解決は「交渉」ではなく、問題空間の可視化と共有化がカギである。