小林伴子先生・フラメンコ教室発表会
台風の影響で朝から雨、出かけるにはおっくうになる一日の始まりでした。フラメンコ教室のお友達と上京。彼女の前にかよっていたお教室の発表会が、1年半に一度、新宿文化センターで行われるそう。開演時2間前から並んでいる人もいらっしゃるとか。たんなる発表会に終わらない舞台に期待。 東京大丸でランチをしているとき(私はすでにワインでいい気分)地震が来て、8階はかなりゆさゆさと揺れた。酔っぱらってるから?とか思って笑っちゃったくらい。上機嫌の私だった。やアーね、昼まっから。でも、とっさに、揺れている間に携帯で家にいる息子に電話した。帰った後で聞いた話だが、大きい地震が来ると思って、靴はいて玄関開けたんだっていっていたから、おーーたいしたもんだ!とちょっと安心。でも、家族がばらばらで災害にあったら最悪ですね。 話がそれました。 発表会は、とてもすばらしかったの。20曲もフラメンコを見ることができ幸せでした。ただ、生徒さんも出ればいいというものじゃなく、(初心者の方は出られないそうです。)舞台芸術として、かなり完成度が高かったように思いました。私も5年になりますが、今、悩んでいるところです。このままでいいのかなって。初心者と区別なく教わっているのも良し悪しです。彼女は、それが理由のひとつで今、鹿島の教室を休んでいます。 シビアな話、指導者って、踊り手と、指導者って違いますよね。そこらへんで、みんな一緒という教え方にやはり疑問を持ち始めているのです。すばらしいピアニストが必ずしも上手に指導できるとは限らないじゃないですか。すばらしい技術を持っていらっしゃる先生の技を、盗むしかないのですね。 カンテ(歌)の方もすばらしい声でした。日本人の、カンテもいいものです。 フィナーレは、恒例なのでしょうか、会場の通路を所狭しと生徒さんが登場して,セビジャーナスを、舞台とあわせて楽しそうに踊っていました。本当に楽しそうでした。それが伝わってくるのです。緊張の中に完成度の高い余裕の笑顔が垣間見られました。 今日のいいこと日記 雨にも負けず風にも負けない、久しぶりの東京、お買い物 をして、フラメンコ三昧で楽しい一日でした。