戦場のピアニスト に
見たい!映画の一つだった。もう、見たくない映画の一つに加わった。重かった。むしろ、原題の”THE PIANIST”のままで良かったのでは?とにかく、残酷です。現実の姿だったのかも知れませんが、子供が殺されるシーン程後味の悪いものはありません。見る前は、戦場にいながら、多くの病んだ人達、兵士をピアノで癒す映画だと思っていました。今にも、戦争が起きてもおかしくない情勢ですね。しかし、危機感とは程遠い私の気持の中に、ぐさっと入って来た映画です。戦争は起きて欲しくないと思います。 人が逃げまどわなくてはならない状況はつくって欲しくない。飢えと寒さを凌ぐ程辛いものはありません。戦わなくてはならない状況もわかりますが、罪のない人達の生きる権利を奪って欲しくありません。朝日新聞の天声人語に、カトリックのお祈りが出ていました。私も子供の頃心で唱えた”平安”のお祈りです。平安は、人の血を流さないと得られないものなのでしょうか?政治的なことは詳しくわかりませんが、尊い命を守って欲しいと思います。