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カテゴリ:尊徳先生の世界
報徳日めくりカレンダー(報徳学園謹製)より
30日 天地とともに行うべく 天地とともに勤むべく 天地とともに尽すべし 「ニ宮翁日記」 「天保4年8月10日の日記の一節である。天日がその光と熱とで一切の生命を育てるように、日夜天地の運行とリズムを共にして、自他ともに人のために尽くすのが、天人一貫の報徳道である。」 「尊徳と梅岩」西晋一郎著より 3 尊徳の教義 1 仁空二名。天人一貫 曰く、 我が道は天地開闢の道なり と。 曰く、 古道につもる木の葉をかきわけて天照らす神の足跡を見ん と。 天照大神の天地開闢とは人界を開き玉へること、即ち国を立て玉へることをいふ。 蓋しこれ実に天地成立であるからである。 天地無心の心を以て万物を生々発育して息まず。 この心が真実となるは人間の自覚によつてである。 悟道は造化の霊妙を実にするもの、人間無くしては天地もその精霊を発揮しない。 人間の成立を以て天地開闢となす旨はまことに深い。 天地が万物を生育する旨は即ちこれである。 この空文字をまた大極ともいふが、有心を以て測るべからざるの故を以て、これを思慮言語を超ゆるといふ。 天はその不思議の所からひたすらに生育して息まぬ。 これを不止不転ともいふ。 天の至誠無息を誠にするが人道であって、仁といふも誠に外ならぬ。 誠は人間の大極である。 種から草、草から花、花から実、実はやがて種、かく種草花実と循環して須臾も止まらぬを不止といふ。 千百の草花生じては滅し、滅しては生じ、時に減じ時に増し、千変万化するとも畢竟不増減の一草を出でぬ。 これを不転といふ。 米の種からは屹と米、麦の種からは屹と麦が生じて、米の種から麦、麦の種から米の生ずることは万々無く、また種から草、草から花、花から実となつて、決して種から花に一足飛はしない。 この不止不転、循環して其端を知らず、天命流行万古渝(かわ)らぬ所を常といひ、如是といふ。 万有のこの不止不転を天理自然といひ、これが悟道の内容である。 天理自然に外づれるものは一物もなく、天道も人道もこの天理自然の裡にある。 ただ人道は天理自然の行はれる初発点を転じて開くので、ここが天地の化育に参加して、草木人類を生育し、文物制度を造立する所であり、天地人として三才を成す所である。 「ツキを呼ぶ魔法の言葉ゴールドラッシュ」マスオさん朗読CDを聞くこと329回 今野華都子先生の講演会のCDを聴くこと649回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月30日 06時44分52秒
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