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2016年05月27日
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「報徳記を読む第一集第二刷」の寄贈について
「二宮尊徳の会」は、これまで以下の本を刊行し、全国の公共図書館・大学図書館に寄贈しました。
「報徳記を読む」第一集は、「報徳要典」に準拠し「報徳記」に全ルビを施すとともに現代語訳を付し、全国の読書会等で活用して頂くため2014年に初版を刊行しましたが、絶版となっていました。今回、広島の「杜の読書会」において、本書をテキストとして読書会で輪読していただけるという有り難い申し出があり、第二刷を刊行いたしました。
内村鑑三は「後世への最大遺物」において、「報徳記は実にバイブルを読む考えがいたします」と述べ、森信三先生は「報徳要典」に「これ日本の聖典なり」と記しました。
また、日本大学内山稔教授は「尊徳の実践経済倫理」に「尊徳の生涯と事業、あるいはさらにその精神を知るには、彼の高弟富田高慶が熱誠をこめて綴った伝記『報徳記』にしくものはない」「『報徳記』を読んで感動しない者は、たとえ他にどんなにたくさん解説書・研究書を読んでも、尊徳の精神、尊徳の事業を正しく理解することはできないし、その神髄に迫ることはできないであろう。」(p.139)と記しました。
まさに「報徳記」は日本人にとっての聖典といえます。
貴図書館において「報徳記を読む」シリーズを蔵書としていただき、広く皆様の閲覧に供していただければと存じます。貴図書館のますますの発展を祈念します。

【二宮尊徳の会の刊行物】
「日本近代製糖業の父 台湾製糖株式会社初代社長鈴木藤三郎」(2010年:絶版)
「報徳産業革命の人 報徳社徒鈴木藤三郎」(2011年)
「二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎」(2013年1月:絶版)
「砂糖王鈴木藤三郎―氷砂糖製造法の発明―」(2013年6月:絶版)
「ボーイズ・ビー・アンビシャス第1集-クラーク精神&札幌農学校三人組と広井勇」(2013年3月)
「ボーイズ・ビー・アンビシャス第2集 米欧留学篇」(2013年10月:絶版)
「ボーイズ・ビー・アンビシャス第3集 新渡戸稲造の留学談・帰雁の葦」(2014年2月)
「報徳記を読む第一集」(2014年3月、2016年4月2刷)
「ボーイズ・ビー・アンビシャス第4集 札幌農学校教授技師広井勇と技師青山士」(2014年7月)
「ボーイズ・ビー・アンビシャス第5集 内村鑑三神と共なる闘い」(2014年8月、10月2刷)
「報徳記を読む第二集 報徳は精神変革である」(2015年11月)
「二宮金次郎の対話と手紙 第一小田原(少年・青年)編」(2015年2月初刷、㋄2刷)
「補注 鈴木藤三郎の米欧旅行日記」(2015年12月、2016年4月2刷)
「報徳記を読む第三集 報徳は国を興し民を安んずる大業である」(2016年3月)


 二宮尊徳の会 





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最終更新日  2016年05月27日 20時40分23秒



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