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平成28年１１月２６日現在
「報徳記を読む」第一巻全ルビ付原文、現代語訳、参考資料　（2014年3月発行）
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「遠州報徳の師父と鈴木藤三郎」を１１月２５日発送したという連絡があった。

同書の裏表紙の裏面に福山滝助の肖像を配し次のように記した。

　福山滝助は遠州に赴任し三河に没するまで 25 年間、家を持たず事務所を置かず、社から社へ、
常会から常会へ、一所不住で巡った。常会では、まず仕法書を朗読し、講話をし、社員の芋こ
じに加わった。どの社員宅でも泊まったが、
菜（副食）は一菜に限り酒は飲まなかった。滝助は、明治 26 年 4 月三河国八名郡山吉田村大字上吉田の共有家屋で 77 歳の生涯を閉じた。
　2016 年 10 月 22 日編者と〇〇は森町立図書館の「二宮金次郎（尊徳）と遠州森町」展を
見学した。森町の仲間二人と合流すると、表紙に掲載の山中家報徳三兄弟色紙掛軸を特
別出品された〇〇氏も来館された。大日本報徳社社長も視察に来られ、館長室で懇談した。森の元気屋さんのブログに「生のパネルディスカッションを見ている」ようだったとある。
　その後、編者と〇〇は新東名高速道路・浜松いなさインターチェンジで降り、午後１時前に満
光寺に到着した。ここに福山滝助の墓所がある。仏壇の位牌を拝み、庭園を拝観していると、
辻組報徳会長〇〇氏が見えられた。『青龍院満光寺覚書』を頂戴し、福山先生の墓所に案
内して頂く。『覚書』には「開基堂の西側に、福山瀧助の墓所がある。翁は二宮尊徳翁の高弟と
して、明治十四年請われて山吉田に来村され、当地における三河報徳仕法の種子をまかれた。
明治二十六年、この地で終焉を迎えられた。翁は生前から満光寺の風光の美を愛され、その意
志によってこの地に葬られた。葬送には遠近の数百の者が参列した」（一六頁）とある。
　〇〇氏の車に先導してもらい、三河国報徳社跡に行く。三河国報徳社跡には石碑と二宮尊徳
の石像があるのみである。法華経の道場偈にいう。「当に知るべし、この処は即ち是れ道場なり。諸仏ここにおいて阿耨多羅三藐三菩提を得、諸仏ここにおいて法輪を転じ、諸仏ここにおいて般涅槃したもう」と。
福山滝助はここで報徳を講じ、ここでいもこじ（論議）が行われ、ここで亡くなられた。
〇〇氏は三河国報徳社霊宝「木の玉」の複製品を私たちに見せて下さり、特別に掌に持たせてくださった。帰り道、編者は杉山に話した。
「滝助が遠州から三河国まで報徳を広めた意義は大きい。二宮尊徳自作の『木の玉』が滝助の伝道と共に三河国報徳社にきたことが、報徳の教えが遠州・三河へと広まっていったことを象徴しているかのようだね。」



歯周病の発症リスクに「職業格差」　最も低いのは教師、最悪だったのは？

2016年11月5日 18時30分 J-CASTニュース
歯周病は「歯の生活習慣病」と呼ばれ、糖尿病や心臓病の原因となり、最近の研究では乳がんやすい臓がんを引き起こすことがわかっている恐ろしい病気だ。職業によって発症リスクに2倍以上の差があることが岡山大学・愛知学院大学などの合同チームの研究で明らかになった。

研究は米の科学誌「Journal of Epidemiology」（電子版）の2016年10月26日号に発表された。

女性は歯の健康が「平等」な理由
岡山大学の発表資料によると、研究チームは歯科を受診した男女3390人（平均年齢41歳）を対象に、5年間にわたり追跡調査を行ない、職業と歯周病の発症の関連を調べた。職業は、厚生労働省の「職業分類表」に基づいて分けた。

その結果、男性では発症リスクが一番高いのが「運輸・通信従事者」（運転手・鉄道運転士など）で、一番低い「専門的・技術的従事者」（研究者・医師・教師など）に比べ、2.74倍だった。次に多いのが「生産工程・労務従事者」（工場作業員・建設作業員など）の2.52倍、続いて「販売従事者」（スーパー店員・飲食店店員など）の2.39倍だった。ところが、女性では職業と発症リスクの間にほとんど差がなかった。

この結果について、研究チームは発表資料の中で「運転手などの職業の人々は、長時間労働や十分な睡眠がとれない傾向にあり、職業に由来する精神的なストレスが高いことが歯の健康に悪影響を与えています。一方、女性は男性に比べ健康意識が高く、日頃から口腔内のケアを心がけている人が多いため、職業の影響を受けにくいのかもしれません」とコメントしている。