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2016年12月14日
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本会の〇〇さんと夕方待ち合わせして、「遠州報徳の師父と鈴木藤三郎」と「ボーイズ・ビー・アンビシャス第1集2刷」を渡した。

当初、〇〇さんも袋井講演会に参加する予定であったが、お母様の具合がよくないということで欠席することになった、

11月23日の沼津市静岡新聞社ビルで開催された五日市剛先生の講演会には二人で参加した。

〇〇さんとは10年近い前に始めて一宮市で行われた先生の講演会に参加し、これまで数十回一緒に講演を聴いた間柄である。

講演が始まる前に、先生が前の方に座った私たちに目をとめられ、ニコニコしてよって来られ、

「よく来ましたね」と握手を求められた。そのやわらかい手の感触は覚えている。

だいぶ前に先生に日光講演会の記録「二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎」をお渡ししたときに、こうおっしゃった。

「〇〇さんには、別に使命があるように思います」と。

使命・・・・・って。わたくしの使命って何???

それは自分で考えなさい ということだろうと受け取ってあえて聞かなかった。

そこから「ボーイズ・ビー・アンビシャス」シリーズの作成が始まった。

〇〇アカデミアの〇〇所長さんからは「〇〇さんの業績は滅びることのない確固としたものです」と激励を受けた。

実にこれら「鈴木藤三郎氏顕彰」「報徳記を読む」「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は資料集であって、そこに収録された資料は「滅びることのない確固としたもの」であり、「世の光、地の塩」である。

沼津講演会のあと、少し疑問が残った。

先生の言われた「別の使命」とは何か?

「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の作製と受け取って、それはそれで大きな成果があり、

特に第4集は〇〇先生が自らの講演のテキストに使ってくださって、北海道から沖縄まで多くの技術者の手にわたっている。

「別の使命とはボーイズ・ビー・アンビシャスの作製とは他にあるのではないか?」

それをテストするために「袋井講演で『魔法の言葉』を販売してよいでしょうか?『魔法の言葉』を話してよいでしょうか?」と先生にメールしてみた。

先生からすぐに「もちろんオーケーです」と返信があった。

「もちろんオーケーです」

これはすべてあなたにお任せしますという全面委託にほかならない。

あるいはとイマジンする。

「二宮尊徳のお考え、鈴木藤三郎の報徳の精神は日本国中の大学図書館、公共図書館に本会の刊行物が蔵書となることにより後の世代へ遺すことができた。

さらに世界に広めるにはどうすればいいのか?」

あるいはと内なる声がささやく。

「報徳の精神を世界に広めるには『魔法の言葉』の力が必要なのかもしれない。

『魔法の言葉』を世に広めることもまた『別の使命』なのかもしれない」と。

その実験と検証を行う、そういう意図があって、講演冒頭に『魔法の言葉』対話編を実演すると〇〇さんに語った。

「『魔法の言葉』は税込み432円だけれども400円で販売する。」

これは元値売りだ。

通常なら利益は出ないはずだが、君が半分費用を負担してしてくれるから、その分が収益となる。

そして私の出した分と合わせて、それらは全額公共図書館への寄贈の郵送料に振り替える。

つまり推譲となる。

一体全体『魔法の言葉』の小冊子が講演会で売れるかどうかわからない。

反響がなかったり、売れなかったら検証できなかったということになり、

残り全部の小冊子を引き上げてくる。何冊かいる?』と尋ねると

「いや家に何冊かあるからいい」

「そう、じゃあ私がそれらを買い上げて別に活用しよう!」





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最終更新日  2016年12月14日 01時16分52秒
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