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南さつま市　「鑑真の道歩き」始まる
2/24(土)

中国の僧、鑑真ゆかりの地などをめぐるウォーキングイベント「鑑真の道歩き」が、２４日から南さつま市で始まりました。
「鑑真の道歩き」は、西暦７５３年に坊津に上陸した中国の僧、鑑真ゆかりの地など、早春の南さつま路をめぐるウォーキングイベントです。
南さつま市やＭＢＣなどで作る実行委員会が開いていて、今年で６回目です。初日の２４日は１６キロと１２キロの２つのコースと３キロのパラりんコースに合わせて１４６５人が参加し、風景を楽しみながらそれぞれのペースで歩いていました。
「鑑真の道歩き」は、２５日も２つのコースで行われ、１６キロのコースが笠沙公園グラウンドで午前９時から、１７キロのコースが久志地区公民館で午前８時半から受け付けられます。

当日申し込みの参加料は一般が２０００円、中・高生が１０００円、小学生が５００円です。

MBC南日本放送 | 鹿児島

唐大和上東征伝　

（対話を訳してみましたが、ところどころ意味がよくとれません。補正いただければ幸いです）

栄睿・普照「佛法東流、至日本國。雖有其法。而無傳法人。本國昔聖徳太子曰。『二百年後。聖教興於日本。』今鍾比運。願和上東遊興化。」

「仏法が東に伝わり日本国に至えいました。その法はあっても法を伝える人がいません。
私の国の聖徳太子は「200年後に聖教（仏法）が日本に興ろう」と言われました。
今がその時と考えます。和上どうか日本に至って仏法を興してください。」

大和上「昔聞。南岳惠思禪師遷化之後。託生倭國王子、興隆佛法。濟度衆生。又聞。日本國長屋王。崇敬佛法。造千袈裟。來施此國大徳衆僧。其袈裟緣上。繡著四句曰。『山川異域。風月同天。寄諸佛子。共結來緣。』以此思量。誠是佛法興隆有緣之國也。今我同法衆中。誰有應此遠請。向日本國傳法者乎。」

「私は昔聞いたことがある。南岳恵思禅師が亡くなった後に、日本国の太子生として生まれ、仏法を興隆し、人々を救済すると。また聞いたことがある。日本国の長屋王は仏法を崇敬し、袈裟を千つくって、この中国の大徳の僧侶たちに施した。その袈裟の襟に四句が縫いつけてあった。
『山川は異なるが、風月は天を同じくする。もろもろの仏子に寄せて、日本に来る縁を結ぼう』これを思えば、誠にこれは仏法が興隆する縁のある国である。
今、我がこの同法の衆の中に、誰か遠くからの願いに応じて、日本に法を伝えるものがあるか？」

僧祥彦「彼國太遠。性命難存。滄波（海ィ）淼漫。百無一至。人身難得。中國難生。進修未備。道果未尅。是故衆僧。咸默無對而已。」

「かの国はとても遠く、生命も存しがたい、波は荒く満々とした海に隔たっています。百に一つもたどりつくことができますまい。人身は得難く、中国に生れることは難しい。勉学していまだ教えを習得しておらず、道ははるかです。この故に皆黙っているのです。」

大和上「是為法事也。何惜身命。諸人不去。我卽去耳。」

「これは法のためである。どうして身命を惜しもうか。諸人が行かないのなら、私が行くだけである。」



第二舟著薩摩國阿多郡秋妻屋浦。廿六日辛卯。延慶師引和上入大宰府。天平勝寶六年甲午正月十二日丁未。副使從四位上大伴宿禰胡滿麻呂奏。「大和上到天竺至大宰府。」二月一日。到難破。唐僧崇道等迎慰供養。三日至河内國。大納言正二位藤原朝臣仲麻呂遣使迎慰。復有道璿律師。遣弟子僧善談等迎勞。復有高行僧志忠・賢璟・雲（靈ｨ）福・暁貴等卅餘人。迎來禮謁。四日。入京。

法のためである