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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
二宮先生語録巻の5 【435】
【四三五】一邑産粟の数、算計の及ぶ所に非るなり。然れども斗量を執れば則ち天下の産粟と雖も其の数知るべきなり。長短軽重も亦然り。尺度権衡を執れば、則ち幾億万品と雖も、亦知るべきなり。若し夫れ度量衡微せば、則ち知者と雖も、焉んぞ之を知るを得ん。之を知る、度量衡を正すに在るのみ。孟子の所謂己を正して物正しと。是れなり。 1『報徳秘稿』一三四「一邑の田畑より産出す穀数は計り知るべからず。是算勘も及ばざる処也。然れ共、此の方へ二寸何分、四寸何分と云う桝を一つ正しく極めさえすれば、一邑は勿論、国天下の穀数も計り知るべし。又、はかりも其の通り、此の方へ正しきものを一つ極める時は、国中あらゆる物の貫目は皆知るる也。是、己正しければ物正しき也。己に四寸何分に二寸何分と云う正しき升をもたざれば、明智といえども計り知る事成り難しが如し。」 《訳》一村の田畑から算出する穀物の数量は計算することが難しい。しかし升を一つ正しく決めさえすれば、一村はもちろん天下の算出する穀数も計り知ることができる。長短や軽重もまた同じで、ただしい物差しや秤があれば、幾億万品あろうとも知ることができる。もし正しい度量衡(はかり)がなければ、知者であっても知ることはできない。度量衡を正しくすることにあることを知る。孟子が「己を正して物が正しくなる」といったのもこのことじゃ。 日本の小学生の皆さんへ アルバート・アインシュタイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月15日 06時17分48秒
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