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カテゴリ:遠州の報徳運動
浜松の中村譲庵はいつも「我が事を先に先にとすれば悪、人の事を先に先にとするは善になる。」と、教えられた。
新田地を大場治平と共同して経営したとき、時々波浪のために堤防が荒らされ、そのたびに費用と手数がかかってやりきれない。子息の棒屋中村藤吉氏がこれを放棄したほうがよいと、父に迫ったとき、父譲庵は大変怒って「己れはソロバンを以てせぬ。教えによって開発する」と叱った。 その教えを受け継ぐ浜松酒造の中村保雄氏は「決断するとき、間違わずに済む何かが報徳思想にはある」とあると言っている。 また鈴木藤三郎も森町の報徳社員のうち二名が、報徳では厳禁の投機に手を出して破産しかかっているとき、「儲かると否とは問うところにあらず。元来、投機などというものは人間のなすべき事でない。天下の人がことごとくこれに従事したならば、世の中の財貨はたちまち無くなってしまいます。いやしくも報徳の道を聴いた者の為すべき事でないのは明らかであります」と意見を言っている。 新田地を大場治平と共同して経営したとき、時々波浪のために堤防が荒らされ、そのたびに費用と手数 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月22日 18時37分06秒
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