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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
二宮先生語録巻の3 【307】
天地は一物だ。だから万物は一物に帰す。草木が花を開いて実を結ぶのは、その一物に帰すからだ。私の方法の帳簿は、この理を究めてこれを記したものだ。諸君軽視してはならない。 1『二宮翁夜話巻の五』四二「翁曰く、天地は一物(ぶつ)なれば、日も月も一つなり、されば至道二つあらず、至理は万国同じかるべし、只(ただ)理の窮めざると尽さざるあるのみ、然るに諸道各々道を異にして、相争ふは各区域を狭(せば)く垣根を結(ゆ)い回して、相隔つるが故なり、共に三界城内に立籠(たてこも)りし、迷者(めいしや)と云いて可なり、此の垣根を見破りて後に道は談ずべし、此の垣根の内に籠れる論は、聞くも益なし、説くも益なし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月11日 14時59分39秒
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