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2021年11月27日
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ポップス歌手の耐えられない軽さ | 桑田 佳祐 |本 | 通販 | Amazon

ポップス歌手の耐えられない軽さ 桑田 佳祐著

p.110-115 T・レックスとグラム・ロックの世界

・グラム・ロックって、音楽的には実に不思議な味わいがありました。意味不明のデカダンな歌詞、・・・毒を含んだおとぎ話のような妖しさが、ついついくせになっちゃうのでありました!!
サザンの「ロックンロール・スーパーマン」​という曲は、T・レックスが「元ネタ」であるときっぱり告白させていただきます。

・「男気」や「男脳」が支配する世界は、どんな場合でも縦社会的で理屈っぽい。
1970年代のグラム・ロック(魅惑的を意味する「グラマラス・ロック」を縮めた言い方)あたりから、いろんなミュージシャンがその音楽や生き様で、ゲイ・カルチャー・パワーを魅せつけて来たことが、世の中を大きく変える力になったんだと思う、たぶんね。

・美しいものに極めて敏感で、繊細な感受性を持ち、人に優しく親密な空気を大事にする・・・・・。
言ってしまえば「女性脳」が司る感性が、ポップな表現をする上では、かなり有効なんでしょうな(映画解説者の淀川長治さんなんかは、ホントにその点よござんしたなあ)。

💛ルース・ベネディクトは「菊と刀」(The Chrysanthemum and the Sword: Patterns of Japanese Culture)において、
・日本社会を特徴づける上下関係の秩序に注目し、その秩序のなかで「各人にふさわしい位置を占めようとする」人々の行動や考え方について、「恩」「義理」といった日本人独特の表現を手掛りに分析を進めている。とりわけ日本の文化を、内面に善悪の絶対の基準をもつ西洋の「罪の文化」とは対照的な、内面に確固たる基準を欠き、他者からの評価を基準として行動が律されている「恥の文化」として類型化した。

・題名の「菊」が女性脳とし、「刀」が男性脳とすると、
日本は「女性脳」が支配的になると、世界的な文化が産出されるのかもしれない。
平安朝の「源氏物語」、江戸期の「浮世絵」、現代の「漫画・コミック」も「美しいものに極めて敏感で、繊細な感受性を持ち、人に優しく親密な空気を大事にする・・・・・言ってしまえば「女性脳」が司る感性」が世界に受け入れられている。現代の「漫画・コミック」文化は今やすでに世界市場を席巻しつつあるが、数世紀のちには実は日本を代表する文化として世界が認知するのであろうか。

漫画「ワンピース」第56の中では、ボンちゃん(ナンバー2)が署長に化けて正義の門を開けさせる。

548話 ありがとう (インペルダウン-26) - ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

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「お前また 何で こんな事するんだよ!!!」

「おれ…!! 助けて貰って ばっかじゃ ねエかっ!!!」

菊地 剛 on Twitter: "友達(ダチ)だからようっ!!!! 理由なんざ他にゃいらねェ!!!! ボン・クレー(Mr.2)  “ふるえます。(ワンピースより)” https://t.co/fyVR9EqXPS" / Twitter

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最終更新日  2021年11月27日 20時30分24秒



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