★ワルキューレ(2008)★
VALKYRIEワルキューレそれは。女神の名を冠した「作戦<ミッション>」作戦は「10分」一線を超えたミッションに世界が委ねられた。上映時間 120分 製作国 アメリカ/ドイツ 公開情報 劇場公開(東宝東和) 初公開年月 2009/03/20 ジャンル サスペンス/ドラマ 【解説】 トム・クルーズと「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー監督が初タッグを組んだサスペンス・アクション。実話を基に、非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱き反乱分子となったドイツ将校が同志と手を組み、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を緊迫感溢れるタッチで描く。共演に「から騒ぎ」のケネス・ブラナー、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイ。【ストーリー】第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たしたシュタウフェンベルク大佐。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターを反乱を起こした際に予備軍によって鎮圧する<ワルキューレ作戦>を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、という壮大なものだった。同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る運命の日がやって来るのだが…。ワルキューレ=北欧神話に登場し「戦死者を選ぶもの」との意味を持つ女神たち。ドイツの作曲家リヒャルト・ワグナーの「ワルキューレ」はこの物語をモチーフにつくられた楽曲。ワグナーをこよなく愛するナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーは、国内のクーデターに備えた危機管理オペレーションを、<ワルキューレ作戦>と名付けていた。【感想】<>今月は観たい作品が多く、この作品も絶対に観たい作品のひとつでした。史実から、この作戦は失敗するとはわかっているのですが、もしかしたら成功するんじゃないか(と思いたいだけですが)と、観ていました。登場人物が多く、キャストも豪華なので、まずは登場人物を簡単に説明<人物名の色分けに意味はありません>ビル・ナイ(背が高いので制服姿もステキ)ケネス・ブラナー(太ったなあ(^^ゞ)、テレンス・スタンプ(イエスマンで続けて観る事になるとは・笑)トム・ウィルキンソン(アカデミー賞に2度ノミネート)トム・ホランダー(またまた悪いほう側)、あれ?みんな英国俳優??調べてみたら、実在の人物とキャストは結構似ていました実際のシュタウフェンベルク大佐 もハンサムな人だったんですね。シュタウフェンベルク大佐・wikipedia以下ネタバレ感想です<シュタウフェンベルク大佐 の妻ニーナ役はブラックブックのカリス・ハン・ファウンテン>妻のニーナと子供たちが、助かったことはせめてもの救いでした・・長男のベルトルトは、戦後にドイツ連邦軍で陸軍大将になり、妻のニーナは2006年4月2日、ドイツ南部のキルヒラウターで死去、92歳でした。。《レジスタンス側》オルブリヒト将軍 ・・・<ワルキューレ>作戦の発動者。1944年7月21日銃殺ヘニング・フォン・トレスコウ少将 ・・・画策者。7月21日、自決ヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉 ・・・誠実な副官。7月21日、処刑メルツ・フォン・クヴィルンハイム大佐 ・・・実行者のサポート。7月21日、銃殺ルートヴィヒ・ベック・・・クーデター成功後の国家元首。7月20日、自殺フェルギーベル将軍・・・通信のエキスパート。9月4日、処刑ヴィッツレーベン・・・クーデター成功後の国防軍最高司令官。8月8日処刑ゲルデラー・・・クーデター成功後の首相。翌年2月に処刑《ヒトラー側》ヒトラー・・・ナチス党党首。ワルキューレ作戦においての標的 1945年4月に自殺フロム将軍 ・・・日和見な男。1945年3月に処刑オットー・エルンスト・レーマー少佐 ・・・ベルリン警護の責任者。 クーデターを鎮圧。カイテル元帥・・・真相を伝えた男。戦犯として1946年10月、絞首刑ヒムラー・・・忠実な部下。1945年5月、青酸カリで自殺ゲッペルス大臣・・・ナチスの広報マン。1945年5月、自殺自分がその場にいるような緊迫感があったのが、このシーン。ワルキューレ作戦の改ざん文書にヒトラーの署名をもらうシーンですがヒトラーの恐ろしさは歴史のお勉強や映画でイヤと言うほどわかっているのでドキドキもんでした・・ヒトラー役のデヴィッド・バンバー、猫背で威圧感のあるヒトラーを演じていました。<シェパードのワンちゃんがかわいかった>暗殺実行のシーンでは、レジスタンス側としては、予定外<会議室が軍事シェルターから木兵舎に変更。鞄(バクダン)を二つ用意したのに一つしか使えなくなった、鞄の置く位置が変わってしまった等>のことも起こりドキドキ、また、作戦実行後、シュタウフェンベルク大佐たちはベルリンに戻れるのかとハラハラでした。。。その後、クーデターは成功したかに見え、一気に政権交代に持ち込もうとするレジスタンス側とヒトラーの死亡を否定する政府側の攻防、情報戦、命懸けの選択を迫られる男達のギリギリの心理描写は見ごたえありました。ワルキューレ作戦の成功を願いながらも、史実から結果はわかっているので、この作戦がなぜ失敗したのかと言うことを見せつけられた作品でもありました。ヒトラーが40回以上も暗殺を回避してきたことも(どれだけ悪運が強いんだか)、ドイツ国内の軍人や政治家にも反ヒトラーがこんなにも多くいたこともよくわかりました。レジスタンスの人々、亡くなった時の年齢を調べるとシュタウフェンベルクの37歳をはじめとして、30代、40代の人が多く(演じた俳優陣はやや上でしたが)、妻子があり、地位もありながら、祖国のため、信念のため、ドイツ人すべてがヒトラーと同じ考えではないことを示すための命をかけた戦い、結果として、その戦いに敗れましたが、彼らのような存在があったことが後世に伝えられただけでも彼らの思いや、行動は無駄ではなかったと思いたいですラスト、シュタウフェンベルク大佐 を庇って銃殺されるヘフテン中尉「ドイツ万歳!」<最後の台詞は、彼が本当に言ったんだよとトムが言ってました>と叫んで撃たれたシュタウフェンベルク大佐 の処刑のシーンは、事実なだけに、余計にウルッとしてしまいました・・・戦争のものすごい悲惨さが描かれているとか登場人物の掘り下げ(心理描写・苦悩)などはあまりないので、作品としての奥深さみたいなものは、残念ながら感じられなかったのですが、トムクルーズ主演のハリウッド映画と考えて観に行ったので、サスペンススリラーとしてエンタメ作品として私は楽しめました3月20日(金)から公開<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>余談ジョニーファンなら、DMCワールドエンドパイレーツファンならお気づきのことと思いますが、ビル・ナイ、ケヴィン・R・マクナリー、トム・ホランダー、デヴィッド・スコフィールドなどが出演していて、タコだ~、ギブスさんだあなどと余計なこともちょっと考えてしまいました