Cinema Collection

神は、彼にほんの少しの試練を与えた


メディア 映画
上映時間 127分
製作国 アイルランド／イギリス
公開情報 劇場公開 (エレファント・ピクチャー)
初公開年月 2006/06/10

【解説】

「モナリザ」「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダン監督が、
激動のアイルランド現代史を背景に、女の子の心を持つ
一人の青年の波乱の人生を軽妙なテンポで綴るコメディ・ドラマ。

「ブッチャー・ボーイ」でもコンビを組んだパトリック・マッケーブの
同名小説を映画化。シリアスな状況にも常に明るさを失わない主人公
キトゥンに売り出し中の若手、「２８日後...」「バットマン ビギンズ」の
キリアン・マーフィ。

アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。
生みの親は彼を教会の前に置き去りにして行方をくらまし、
パトリックは近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。
幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示し、周囲からは
“変わり者”のレッテルを貼られるパトリック。
やがて自らを“キトゥン”と名乗り、美麗な青年へと
成長した彼は、居心地の悪い田舎町を飛び出し、実の母を探して
ロンドンへと向かうのだったが…。

【感想】
（）

６月の気になる映画に入れていたこの映画と
「ブロークンフラワーズ」が近くの映画館で上映されたので、
ラッキー！とばかりに観に行ってきました。
「ブロークンフラワーズ」のほうは後日アップいたします

まずのっけからかかる「シュガー・ベイビー・ラヴ」に
気持ちはハイ状態（笑）私たちの年代（どの年代？笑）なら、
この曲を知らない人はいないはず！
明るいこの曲と美しいキトゥン（キリアン・マーフィー）に
まずは引き込まれていきました。



感想を一言で言えば、
不思議な映画という感じかなあ・・・
好き嫌いあるかもですが、私は好きな映画です

観ていた時は、ロマンチックコメディとは思わなかった
のですが、＜パンフレットに書かれていたのですが＞
いろいろな場面を、思い出してみたら、そうかも？
そうなのか？という感じになりました（笑）

とにかく主演のキリアンマーフィーがいいです
美しいです！私は彼を、バットマンビギンズで始めて
知ったのですが（その時の役はいやな奴でした・笑）・・・
と思っていたら、出演作に「コールドマウンテン」ってあって・・・
どこにでていたかわからない私(^^;)



この作品はキトゥン（キリアン）もリーアム（リーアムニーソンの
神父役で名前が同じリーアム受けました・笑）も原作とは
違う性格の人物に描かれていて、ラストもハッピーエンドに
したようです。
そのせいか後味がとても良かったです。

リーアムほか役者さんもみんな良かったです。
全然関係ないのですが、キトゥンの友人役の
アーウィン演じるローレンスキンランという役者さんを見て
小さな恋のメロディのジャックワイルド（確か今年
亡くなりましたよね。。。）を思い出しました。
なんとなく似ていたので＾＾



「自分らしく生きる事の難しさ」
「つらいからこそ笑顔でいるしかなかった人生」
主人公のたくましさを感じました。

ＢＧＭで流れる懐かしい音楽の数々（と言っても題名
知ってたのは２曲くらいなんですが・笑）とキリアンの
美しい映像が印象に残りました。
男の人なのになんであんなに綺麗なんでしょ（溜息）
キトゥンのどんな事にもくじけない強さに、
観終わってからなんか元気をもらったような気がします



『母親探しの旅に出て、父親を見つけた』

『お母さんに、今度は女の子を産むようにって
伝えてね』

という二つの台詞が印象に残りました

とても不思議で個性的な、そして素敵な映画でした

ちなみにプルートとは冥王星のことです。

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