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カテゴリ:2006年鑑賞映画
![]() メディア 映画 上映時間 106分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (キネティック=東京テアトル) 初公開年月 2006/04/29 ジャンル ドラマ/コメディ 映倫 PG-12 【解説】 鬼才ジム・ジャームッシュ監督がビル・マーレイを主演に迎えて 贈る哀愁漂うオフビート・コメディ。 かつてのプレイボーイが、自分の息子がいるという差出人不明の 手紙を手に、昔の恋人たちを訪ねる旅に出る。 主人公の元恋人役でシャロン・ストーン、ジェシカ・ラングら 豪華女優陣が登場。カンヌ映画祭審査員特別大賞(グランプリ)受賞作。 かつては多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイの ドン・ジョンストンは、中年となった現在も勝手気ままな 独身生活を送る日々。 そんなドンに恋人のシェリーも愛想を尽かして出ていった。 そこへ、差出人不明のピンクの手紙が届く。 便せんには“あなたと別れて20年、あなたの息子は もうすぐ19歳になります”と書かれていた。 それを聞いた親友のウィンストンは、お節介にもドンが 当時付き合っていた女性たちを訪ねて回る旅を 段取りしてしまう。 そして、気乗りのしないドンを強引に息子探しの 旅へと送り出すのだった 【感想】 ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 特にジャームッシュ監督のファンというわけではない のですが<もちろん、嫌いではないですよ> デッドマンしか観た事のない私は、今度はどういう映画 なのかな?という興味とビルマーレイが主役であること、 出てくる女優陣もすごいと言う事で観たかった作品です。 たまたま目黒シネマで上映があったので、行ってきました。 ブロークンフラワーズというタイトルは、過去に 別れた女性たちのことなのかな?と思いながら観ました。 過去の女性は、私から見れば年のわりにはみんな 綺麗ですが(女優なので当然ですが・笑)設定的には、 今現在が幸せには見えない感じで、そして、 現在の恋人に出ていかれたドン(ビルマーレイ)もまた TVをぼーっと観てる姿から、今が幸せと思えず・・・ ということはドンもブロークンフラワーズなのかな(笑) ![]() 映画はノスタルジックなちょっと人をおちょくったような(と 私は感じたのですが・笑)音楽 ![]() あまり表情のない顔 ![]() 乗り気でない)で、ストーリーが進んで行きます。 生気のなくなったドンが、ピンクの花 ![]() 女性を訪ねるのですが、ピンク ![]() 希望とか明るさがありますよね? ばら色の人生 ![]() なので、その対比が面白かったです ![]() ![]() 出てくる女優陣は豪華で、私的には期待通りの 演技で(って私は監督じゃないけど・笑) 満足でした。 でも、外見では、ティルダに一番驚かされたかな・・・・ コンスタンティンやナルニアで観てるのとは違って 黒髪、黒のアイシャドウで別人のようでした。 めちゃかわいかったなあ・・・ <ティルダの画像なくてすいません・(^^ゞ) 心当たりのある4人の女性を訪ねて 最後はすでに亡くなっている女性の お墓に花 ![]() そこで時間の流れとか虚しさとかを 感じてしまいました・・・ ![]() ドンの息子探しの結果は・・・と考えながら、 観ていくわけなので、ラストはえ~~! ![]() いるかもしれませんが、結果よりも過程が大事という こともありますからね ![]() ラストシーン今まで自分から何も行動しなかったドンが 息子かも?と思った男の子を追いかけるシーンに この旅は彼にとって無駄じゃなかったんだなと思いました ![]() ![]() 人は過去を振り返るし、その時に過去は美化されて しまうが、過去は終わってしまったもので どうにもならないけど、変わらないけれど、未来は 作っていくことができる。そしてそのために 大事なのが今なんだ。過去を美化して振り返るのでは なく、未来に夢ばかり追うのではなく、とにかく今と言う時間を 大切にしなきゃいけないと言うラスト近くのドンの言葉に それはわかっていることですが、そういう旅をしてきたドン だからこその説得力を感じました ![]() 私的にはわりあい好きな作品ですが、万人向けの 作品では、やはりないと思います。 ジャームッシュ監督のファン、ビルマーレイのファンには お薦めです ![]() それから若いかたが見るより、私たちの年代が観たほうが 身にしみて(笑)、しみじみできるかもしれません ![]() すごい迫力、感動というよりも後からなんか じわじわくる作品でした。 ラストおまけなのかな?ビルマーレイの本当の息子も 出てきます(笑) そのほかの感想としては、 次のシーンへ行く時に映像がブラックアウトするので そのたびに「デッドマン」を思い出してしまった私です(笑) DVD11月24日発売 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.04 18:37:18
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