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カテゴリ:2007年鑑賞映画
![]() 映時間 146分 製作国 日本 公開情報 劇場公開(東宝) 初公開年月 2007/11/03 ジャンル ドラマ/ファミリー 【解説】 西岸良平の人気コミックを実写映画化し 大ヒットした人情ドラマの続編。前作終了時点から4ヶ月後の東京下町を 舞台に、夕日町三丁目に暮らす面々の 人間模様をノスタルジックに描く。 監督は引き続き「ジュブナイル」 「Returner リターナー」の山崎貴。 【ストーリー】 昭和34年の春、日本は東京オリンピックの開催が決定し、 高度経済成長時代を迎えようとしていた。そんな中、 東京下町の夕日町三丁目では、茶川が黙って去って 行ったヒロミを想い続けながら淳之介と暮らしていた。 そこへある日、淳之介の実父である川渕が 再び息子を連れ戻しにやって来る。 そして、人並みの暮らしをさせることを条件に 改めて淳之介を預かった茶川は、安定した生活と 共にヒロミへ一人前の自分を見せられるよう、 一度はあきらめていた“芥川賞受賞”の夢に向かって 執筆を始めるのだった。 一方、経営が軌道に乗り始めていた鈴木オートでは、 事業に失敗してしまった親戚の娘・美加を しばらく預かることになるのだが…。 ![]() 【感想】 ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() always 三丁目の夕日を観て、とても 感激した私としては続編に対しては、 『また、あのなつかしい風景が見れる。 あたたかいあの人たちに逢える』と言う嬉しさと あまりにも良かった1なので、 『続編を作ってしまって大丈夫なんだろうか・・・ いい作品ができるんだろうか』と言う 不安みたいなものと複雑な気持ちでした ![]() とは言え、やはり、早く観たいと思っていました ![]() 中々行けなかったのすが、今週や~~っと 鑑賞することができました ![]() 平日の11時半からの上映でしたが、500人くらい入るところ での上映ですが、半分近くお客さんが入っていたと思います。 50代以上のかたが多かったような気がします。 さてさて、オープニングから私の好きな あのかた?(笑)が出てきてビックリ!(笑) 音楽もサイコーで(笑)、さすが山崎監督! さすが東宝さん!と嬉しくなりました^^ この映画を観るかたは遅刻厳禁ですよ~(笑) 物語は、実際は2年空いていますが、 1のラストの4ヵ月後から始まっています。 相変わらずあたたく面倒見の良い三丁目の人々は 健在でした ![]() 前半は笑い ![]() ![]() 相変わらずお金のない生活を送る茶川(吉岡秀隆)と 茶川を慕う健気な淳之介(須賀健太) ![]() 親戚の娘をしばらく預かる事になった 鈴木オートの則文(堤 真一)、トモエ(薬師丸ひろ子) 一平(小清水一輝)、六ちゃん(堀北 真希) と家族愛にあふれているあたたかい人たち そして今回は、茶川が、淳之介とこれから先も 暮らす為に、ヒロミ(小雪)を連れ戻すために、もう1度真剣に芥川賞に チャレンジするところがメインなのですが、 則文の戦争で死んでいった仲間への思い、 トモエの昔の婚約者(上川 隆也)への思い、 一平の初恋?六チャンと幼なじみの武雄(浅利 陽 の恋、親戚から預かった母親の愛を知らないで 育ったわがままな娘、美加の成長などもあって 内容が盛りだくさんになっていました ![]() 盛りだくさんが作品を1より散漫な印象に してしまった感じしないでもないですが、 私にはそれぞれのエピソードが 無理なく入ってきて楽しめました ![]() 前作からの東京タワー(今回はもうできあがって いましたが)、ミゼットはもちろん、都電、こだまも 懐かしく、日本橋、東京駅、羽田空港などのVFXも 相変わらず素晴らしかったです ![]() 他にも、銭湯、洗濯機(手でまわして、洗濯物をぺちゃんこ にして絞っていた(ローラーで伸ばす)・・・ おせんべいみたいになる)、16ミリ映写機、 メリーゴーランド(天井につるす)など なんか懐かしかったです ![]() キャストのワキ役のかたも、前回同様皆さん、良かったです ![]() 中でも、1より出番が多かった、いい味出していた キン役のもたいまさこさん、やき鳥踊り?の悪魔こと宅間先生役の 三浦友一さん、良かったです^^ そのほか、アズマックス(東 貴博)さん、バード(日本TV羽鳥アナ) も記者役で出ていました。 あの時代って、お互いを思いあって みんなで協力しあっていて、人と人のつながりが 強くて、物よりも人の心が豊かな時代だったんだなあと いい時代だったなあとまたまた感じました。 子供も当たり前のように、親の手伝いを していたんですよね。。。 高度経済成長真っ只中、みんなが未来への 希望を持って一生懸命生きていたんだなあとも 感じました。 シーンでは則文と牛島の会話がジーンきました・・・ 「多くの仲間が死んでいった中、生き残った自分が こんなに幸せでいいのかと思う」ような事を言うと 牛島が「いいんですよ。生き残った人間は 思い切り幸せになればいいんです。仲間の分まで」 と答えるのですが、戦争で行き残った人たちは みんな則文のように死んだ人に申しわけないと思って 生きているのかと、幸せになっていいのかと 考えているのかと思うとたまらなく切なかったです ![]() いいシーンはたくさんあるのですが、ひとつひとつ言って いたらキリがないので(笑)もうひとつ・・・ ラストのほうにシーンですね・・・ 茶川さんの芥川賞の連絡をみんなで待っていて 結果が来て・・・ 淳之介の父親、川淵に対して則文が 「あんたはこの男の小説を読んだ事があるのか!」 とつめより、そこに続くみんなの言葉・・・ そして、そこから続く、茶川の書いた小説の文章と こだまに乗っている、小雪演じるヒロミが オーバーラップ・・・ もうこのへんからは怒涛の涙でした ![]() ストーリー展開もラストも予想通りですが、 やはり観終わった後、あたたかい気持ちになって 自分が人にやさしくなれるような映画でした ![]() 残念ながら、私の中では、1を越える事は できませんでしたが、それでも続編としては 良くできていたと思います ![]() 前回この映画を観た時も思ったのですが、 この映画は母が生き生きとしていた時代で、 この映画を観たら懐かしがって、また、 涙もろい母だったので号泣だっただろうなあと 思いました ![]() 前作公開の前の年に亡くなったので、この映画を観ると 明るくて、めんどうみが良くて、私が大好きだった 母に観せてあげたかったなあといつも思います ![]() 話がシンミリしてしまい、すみません(^^ゞ 内容的にはDVDでいいのかもしれませんが 素晴らしいVFXも観どころだと思いますので また、冒頭のシーンも私としては、お薦めですので(笑) できたら、劇場で観て欲しいなあと思います ![]() 11月3日から公開中 ![]() <パンフレット¥700クリックで公式サイトへ> 『もう1度、三丁目の住人さんたちに会いたかったんです』 山崎 貴監督 『また観客の皆さんと一緒に、笑って泣きたいと 素直に思ったんです』 吉岡 秀隆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.16 19:41:14
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