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2009.06.11
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こんな国に、誰がした。

破壊者か? 救世主か?


映時間 134分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2009/06/06
ジャンル ドラマ

【解説】

買収ファンドを扱った元新聞記者の作家・真山仁の原作を基に
NHKでドラマ化され、国内外で賞賛を得たTVシリーズを
銀幕へ昇華した社会派ドラマ。
本作は原作のシリーズ第3弾『レッドゾーン』をベースとして
TV版から4年後を舞台に、日本の大手自動車メーカーを
めぐって繰り広げられる企業買収の天才“ハゲタカ”と
中国系巨大ファンドから送り込まれた“赤いハゲタカ”の
壮絶な買収戦争の行く末を緊迫感たっぷりに描く。
主演の“ハゲタカ”こと鷲津にはTV版に引き続き
「ヴァイブレータ」の大森南朋。共演に「カフーを待ちわびて」の玉山鉄二。
監督はTV版の演出も手掛けた大友啓史。

【ストーリー】

徹底した合理主義で瀕死の日本企業を次々と買い叩き、
“ハゲタカ”の異名をとった鷲津政彦も、今では絶望的な
日本のマーケットに見切りをつけ、海外に生活の拠点を移していた。
そんな鷲津のもとにある日、かつての盟友・芝野が訪ねてくる。
彼が現在役員を務める日本の名門自動車メーカー“アカマ自動車”を、
中国系巨大ファンドによる買収危機から救って欲しいと頼みに来たのだった。

その買収の急先鋒となっているファンド、ブルー・ウォール・パートナーズを
率いるのは、残留日本人孤児三世の劉一華(リュウ・イーファ)。
彼は、鷲津が勤務していた米ホライズン社の元同僚で、自らを
“赤いハゲタカ”と名乗っている。
こうして、巨額の資金を背景に圧倒してくる劉との因縁めいた
買収戦争に挑む鷲津だが…。

鷲津1.jpg

【感想】
どきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートダブルハートスキ

今月の気になる映画でも、時間があれば行くかな~くらいにしか
思っていなかった本作、友人に「そんな乗り気じゃあなかったのに、
観に行くの?」とも言われてしまいました(笑)

予告編は面白そうで、興味はあったのですが、洋画優先の私なのでσ(^◇^;)
行く時間あるかなあと思っていたのですが、レディスデイだというのに、
ものすごく観たい映画がなく(笑)私が行くシネコンでは、
「お買い物中毒な私」とこの映画の2本が観たいかなと思う作品で、
とどちらかと考えて、ドラマが面白かったと巷の評判であった
この作品を観ることにしました。
<自分の好みとの、ザ・スピリットも上映していたのですが、
あまりにも評判がイマイチなのでやめました・笑>

ドラマのシリーズは未見ですし、経済にもま~~たく、
ま~たく疎い私(^^ゞ映画観ていて、チンプンカンプンだったら、
どうしよう???とちょっと心配ではあったのですが、程よい緊張感をもった、
音楽と映像で、ドラマ未見の私でも、最後まで飽きることなく楽しめましたスマイル面白かったですグッド

芝野.jpg

ただ、ドラマシーリーズ(全6話)からの4年後ということで、
ドラマシリーズから引き続き出ている人物も多く、その人たちと
鷲津の関係が、そのようになった背景がわからないのがちょっと残念で、
そのへんがわかっていると、もっと面白く観れたのかもと思い、
ドラマ観ておけば良かったってつくづく感じましたしょんぼり

とは言え、ドラマシリーズは未見の私でしたが、本作は、この作品だけ
観ても面白かったです!

栗山.jpg

経済専門用語、ホワイトナイト、TOB、M&A等々、経済音痴の私には
何が何だかさっぱりわかりません(笑)ホワイトナイトなんて、
白夜のイメージがしていたのですがσ(^◇^;)ナイトは夜でなく騎士、
白馬の騎士と言う意味だとパンフ見て知りました(笑)

栗山・玉山.jpg

聞き慣れない言葉や聞いたことはあるけれど意味がわからない(笑)
とかそんな言葉がバンバン出てきても、飽きることがなかったのは、
男たちの戦いの人間ドラマでありながら、経済を舞台にした質の良い
サスペンスにもなっていたからだと思います。
(注・私はサスペンスが1番好きなジャンルなので^^)

それと自分的には音符音楽がすごっくこ好みでした。なんか気持ちを
煽られるようなBGM、緊迫感をかもし出すBGM、切なく心に染み入る
BGMとサウンドトラックが良かったですグッド

良かったのは、キャストもですウィンク

主なキャストは以下の通り↓

下矢印以下多少ネタに触れています下矢印

VS.jpg

大森 南朋=鷲津(ハゲタカ)・・・主演と言うより、脇役のイメージが
強い俳優さんでしたが、ドラマで演じたこの役は当たり役、
ハマリ役だったようですが、なるほど、カッコ良かったです!
英語話せるのになぜドバイに行って話さないの?と思っていたら・・・
まさかアラビア語で話し出すとは!いや~~ほんと、カッコイイ!>

玉山鉄二=劉(赤いハゲタカ)・・・今回の映画のもう一人の主役と
言えるでしょう劉ですが、敵役ではありますが、悪役ではなかった。
クールでありながらナイーブな面も漂わせて、すごく良かったです。
劉の最後は、ちょっと残念でしたが、それがあるから、ラストの
切ないシーンに続くのかなあとも思いました>

3人.jpg
<こちらの3人はTVシリーズから引き続きのようです>

柴田恭平=芝野・・・鷲津の元上司。現在はアカマ自動車役員。
「こんな時代だからこそ、夢や希望が必要なんです!」と熱く語る
姿が印象的でした。>

栗山千明=三島・・・若き日の鷲津に父を自殺に追いやられた
過去を持つ。現在は東洋テレビキャスター。
男たちの多い本作での紅一点でした>

松田龍平=西野・・・かつて鷲津に買収を受け、父親が非業の死をとげる。
その後IT長者として鷲津に挑むが敗北。現在は西乃屋旅館社長。
この西野の鷲津との過去の関係が、ドラマで観たかったなあと1番感じました。
松田さんの飄々とした雰囲気がいいです^^>

このほか、中尾 彬さん、遠藤憲一さん、島田久作さん、志賀廣太郎さん、
守山 翔さん
、皆様良かったですオーケー

鷲津VS劉の頭脳戦をドキドキしながら観ていましたが、
派遣切り、格差社会、サブプライム問題、リーマン・ショックなども
盛り込まれた内容に、リアリティも感じました。

冒頭の中国のシーンから、これは好みだろうなあと思った予想通りで
同じ場所に戻るラストのシーン、長く続く1本道好きでした。
切なかったけど良かったなあ涙ぽろり

鷲津2.jpg

いい台詞(言葉)もたくさん出てきました。中でも、

人生には二つの悲劇しかない。
 ひとつは金のある悲劇、もうひとつは金の無い悲劇。
 世の中は金だ。金が悲劇を生む。


この台詞にも唸りました。まさにこの世界を描いている作品だとも
思いました。

お金はあればあるだけいいなあと思う私ですが(笑)、なさすぎても
ありすぎても悲劇なんですね泣き笑い

脚本も出演者も音楽も文句なし!重厚な見応えのある日本映画でしたグッド

何も知らなくても楽しめますが、経済用語など気になる方は、
「ハゲタカ」のHPに経済用語の説明がありますので、
予習しておかれるといいと思います。

星6月3日(土)から公開

パンフ.jpg
<パンフレット¥600えんぴつクリックで公式サイトへ>
<最近は800円とか高額なパンフも多い中、この値段で
このパンフの内容はありがたいです。鷲津ファンには
特にお薦めしますウィンク

オマケ1 西野が茶白の猫ちゃん猫を抱っこして出て来るシーンが
2度あるのですが、その猫ちゃん猫のかわいいこと!かわいいこと目がハート

オマケ2 王様のブランチで、玉山さんが大森さんのこと
「この人、難しい経済用語いっぱい話してますが、1番経済に
疎いんですよ~(笑)」と言うと「イメージ壊すなよ~」
みたいなことを言っていた大森さん、二人の仲の良さが
わかるインタビューシーンでしたスマイル






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最終更新日  2009.06.12 01:20:49
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