|
テーマ:おすすめ映画(4038)
カテゴリ:2009年鑑賞映画
![]() 心に秘めた生き様に、 男は静かに命を賭ける。 映時間 122分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(シナジー) 初公開年月 2009/08/08 ジャンル 西部劇/サスペンス/ドラマ 【解説】 ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルの2大スター競演で 贈る熱き男の西部劇ドラマ。エルモア・レナードの短編小説を 基に製作された1957年の「決断の3時10分」をリメイク。 アリゾナから裁判所のあるユマへ移送されることになった 強盗団のボスと、彼をユマ行きの列車が出発する駅まで 護送することになった借金苦の牧場主、対照的な境遇に 生きる2人の男が道中で繰り広げる駆け引きと奇妙な心の交流を 骨太のドラマと迫力のアクションで描き出す。 監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」 のジェームズ・マンゴールド。 【ストーリー】 かつては狙撃の名手だったが、南北戦争で片足を負傷し 不自由となったダン・エヴァンス。彼は妻と2人の息子と共に、 アリゾナで小さな牧場を営みながら暮らしていた。 しかし干ばつが続き、借金がかさんで生活は苦しくなる一方だった。 そんなある日、町へ向かったダンは、早撃ちで鳴らした強盗団のボス、 ベン・ウェイドが保安官にあっけなく捕まる現場に居合わせる。 ウェイドは裁判所のあるユマへ連行されることが決まるが、そのためには ユマ行きの列車が出発する3日後の午後3時10分までに遠く離れたコンテンション の駅に送り届けなければならない。 道中はウェイドの手下をはじめ様々な危険が予想された。 それでもダンは報酬目当てに護送役に名乗りを上げ、護送団の 一員として過酷な任務に旅立つのだったが…。 ![]() ![]() ![]() 【感想】 < ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 8月に観たかったベスト3に入るこの作品、早く観たかったのですが、 仕事だったり、頭痛だったりで、中々観に行けませんでした(^^ゞ もともと上映館が少ない上に、とうとう1回の上映になって しまいましたのであわてて観に行ってきました! (と言うのがだいぶ前の話です(^^;アップが遅くなってしまいました) いや~~観に行って、本当に良かったです!グラントリノ に続いて、今年2本目の ![]() 最近は、アクションやサスペンス映画ではCGとか映像で感動する ことはあっても、ストーリーや内容で感動することが少なくて、 これは、ストーリー、役者、音楽すべてにおいて大満足 ![]() 期待以上の作品でした!皆様に是非観ていただきたい! DVDでもいいから、是非観て!って思った作品でした! こんなに質の良い作品が、全国で上映館が11、公開も 2年遅れとは、ヒドイ ![]() トランスフォーマー・リベンジやGIジョーなどのようにCGを駆使しなくても、 こんなにアナログな作品(笑)でも緊張感が味わえるんですね~。 次に何が起きるかとドキドキハラハラしっぱなしでした(笑) 西部劇は、父母がマカロニウエスタンが好きでよく観ていたので、 私も大好きなのですが、久々に観たこの西部劇、西部劇って聞いて、 古くさい感じもしたのですが、ラッセルやベイルが出ているせいか 古くさく感じなくて、また内容も、西部劇の定番、ただただ 勧善懲悪の物語(それはそれで面白いのですが)だけでなくて、 それぞれの人物描写もうまく、いろいろな思いが詰まった奥の深い作品でした ![]() ![]() 3時10分発のユマ行きの列車にベンを乗せるためにアリゾナから 、 コンテンションの街(駅)へダンたち護送団は向うわけですが、 そのコンテンションに着くまでの道中でも、サスペンスフルな演出が たくさんあって惹きつけられ、観ていて飽きません。 って言うか緊張の連続です(笑) が、さらに圧巻なのがラストの銃撃戦から汽車が出るまでのシーンです。 ![]() ![]() ![]() たった200ドルでベンの護送を引き受けたダンの真意は ラストに明かされます・・・ 息子に誇れるものがない、息子に尊敬されたいと言う思い、 家族を思う気持ち、不遇な現状から抜け出したい、打破したい! 自分の真意を告白するダン、ベンを汽車に乗せたのは、 それを成し遂げようとしたダンの思いそれだけでした ・・・そしてその思いを受けとめ、受け入れ列車に乗ることを承諾するベン ・・・それは幼い頃に父を亡くし、母に捨てられたベンだからこそ ダンの気持ちが理解できるのかもしれません・・・ ダンの思い、ベンの決断に泣かされました ![]() 主演は、プライベートで何かとお騒がせな二人(笑) でも演技力は確かなラッセル・クロウとクリスチャン・ベイル! この二人だからこそ醸し出せた友情にも似たような感情、 距離感なんだと思いました。二人とも上手い!!! ![]() クロウは、今回、悪党役でピッタリ!と思ったのですが(笑)、 この悪党ベンがカッコイイのなんのって~ ![]() クロウは苦手と言いながら、彼の作品よく観ています。 本当は好きなのかも?(笑) 彼をステキだと思ったのは「グラディエーター」以来かな?(笑) (あっ!「LAコンフィデンシャル」も好き)(笑)、 冷酷でありながら、芸術を愛し、絵が上手く、神がかり的な早撃ちで、 悪名高き強盗団のボス、そんなベンをクロウが魅力的に演じてくれました。 役得?痩せてるから?とにかくステキでした ![]() ![]() ![]() このところ相手役においしいとこ持っていかれるベイルだなあと、 またまたストイックな役柄演じていてマゾだなあ(笑)と思いましたが、 苦悩を抱えながらも、誠実に生きている牧場主はピッタリだし、やはり、上手い! カッコイイところをラッセルに持っていかれてると思いましたが、 ラストに見せ場があり、さすがベイルだ~と泣かされました ![]() ![]() 他には、ベンに心酔する強盗団NO.2、チャーリーを演じた ベン・フォスターが狂気に満ちていて存在感がありました(^^ゞ ラストはちょっとかわいそうな気もしました(^^; ![]() また、息子のウィリアム役のローガン・ラーマンも良かったですね ![]() 彼どこかで観たことあると思ったらパトリオットでヒースの 弟役だったんですね。 ![]() そして、なつかしや~~ピーター・フォンダ!出演することは 知らなかったので、嬉しかったです! 彼も、もう70歳!渋かったです!お父さんに似てきましたね~ でも、お父さんのほうがハンサムだったかな(笑) その他の主なキャスト ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() オリジナルは未見なのですが、パンフによるとラストは 変えてあるようですね。衝撃のラスト、切ないラストでは ありましたが、ダンとウィリアム父子の絆も強く結ばれ ダンの願いは叶たわけで、ウィリアムは、ダンの後継者となって、 素晴らしい男になって行くのではないかと思われましたし、 列車に乗り込んだベンも愛馬を口笛で呼んでいましたから、 彼のこれからも想像できましたし(2度も刑務所から 脱出したって言っていたし~)、悪いラストではなかったように 思いました ![]() ![]() ベンの口笛 ![]() うん、この作品大好きです!面白かったあ~~\(^O^)/ ![]() ![]() <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> 彼はなぜ危険な仕事を引き受けたのか? 危険の先にある結末とは? ラスト5分、男も泣ける運命のクライマックス!! <109シネマズ川崎で鑑賞> ![]() ![]()
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.15 00:27:42
[2009年鑑賞映画] カテゴリの最新記事
|