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カテゴリ:2009年鑑賞映画
![]() 時代は変わっても、 僕らの愛と友情は ブルースに生き続ける 上映時間 108分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 初公開年月 2009/08/15 ジャンル ドラマ/音楽/伝記 映倫 PG-12 【解説】 50年代から60年代に活動し、のちの音楽シーンに多大な影響を 与えたシカゴの伝説的ブルース・レーベル“チェス・レコード”の 盛衰を描く実録アメリカ音楽史ドラマ。 ポーランド系移民のユダヤ人レナード・チェスが、当時はまだ レイス・ミュージックと呼ばれ差別されていた黒人音楽に目を付け、 商才を発揮して彼らを音楽シーンのメインストリームへと 押し上げていくさまを、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、 エタ・ジェイムズら所属アーティストたちとの交流を軸に描き出す。 主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、共演にジェフリー・ライト、 ビヨンセ・ノウルズ。劇中を彩る名曲の数々は、実際にキャスト自らが披露している。 【ストーリー】 野心家の青年レナード(エイドリアン・ブロディ)は、物静かで 思慮深い天才ギタリスト、マディ・ウォーターズ(ジェフリー・ライト) と衝動的なハーモニカ奏者リトル・ウォルター(コロンバス・ショート) に出会う。発展しつつあったレコード・ビジネスのブームに乗ろうとした レナードは、彼らのアルバム作りを始めることにする。 ![]() 【感想】 < ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「縞模様パジャマの少年」を上映していた恵比寿ガーデンシネマで この作品も上映していて、時間的に無理がなかったので、 こちらの作品も鑑賞することにしました。 「縞模様パジャマの少年」は感想にも書きましたが、想像を超えたラストで かなり重い作品で、うちのめされていましたので(苦笑) 2本目にこの映画を観て良かったと思いました。 なぜかと言いますと・・・ 「音楽でアメリカを変えた人々の物語」と副題にあるように、 音楽の凄さを良さを今更ながらに感じた作品で、音楽が歌が 大好きな私にとっては、全編に流れる様々な曲に、 1本目に観た映画で重くなった気持ちが、軽くなったような気がしたからです。 ![]() 予告編をチラッと観ただけでしたので、「キャデラック・レコード」と言う レーベルがあったと思っていた私(^^; ↑の解説にありますが「シカゴの伝説的ブルース・レーベル “チェス・レコード”の~」とあるように、レーベルは、創立者の レナード・チェスからとった『チェス・レコード』だったんですね ![]() それは、レナード・チェスが所属アーティスト達を家族のように扱い、 成功の証として、彼らに、キャデラックをプレゼントしていたからなんですね。。。 キャデラックは富と名誉の象徴でもあったわけです。 ![]() この映画はチェス・レコードの波瀾万丈な歴史を描いた作品で、 ストーリーはもちろんあるのですが、人物の掘り下げは浅いですし、 ストーリーにそう深みは感じられないので、物語で感動すると言う事は なかったのですが(^_^;)、流れる音楽では感動しました ![]() そう言う意味では、この作品は観ると言うよりも聞くと言う映画 なのかもしれません。 ![]() 1950年代、この頃のアメリカ史にも音楽史にも疎い私で(^_^;) マディ・ウオーターズ・・・?リトル・ウオーター・・・? ハウリン・ウリフ・・・?エタ・ジェイムズ・・・? う~ん、聞いたことありません(^^ゞ チャック・ベリー!やっと聞いた事ある名前が出てきました(笑) と言う事で、キャストとアーチストの紹介です <名前をクリックするとwikipediaに飛びます> マディ・ウォーターズ ![]() 劇中若かりし頃のローリング・ストーンズが出てきます。 彼らの憧れのアーチストがマディであり、彼の曲「Rollin' stone」 (ローリン・ストーン)が、バンド名の由来だと初めて知りました(^_^;) ジェフリーどこかで観たんだけど・・・髪型が違うのでわからなかった(^^ゞ 最近では、007 慰めの報酬に出てました! リトル・ウォルター ![]() ハウリン・ウルフ ![]() エタ・ジェイムズ ![]() チャック・ベリー ![]() ビーチボーイズの「サーフィンUSA」が、ベリーの 「スゥイート・リトル・シックスティーン」に酷似していたために ビーチ・ボーイズ側は曲のすべての著作権をベリーに渡したという 事実にも驚きました ![]() モスは16ブロックを観た時に初めて観ましたが、好きな役者(NYヒップホップの パフォーマーですが)さんです。 ![]() <こちらはモス・デフ> <82歳の現在でも現役ってすごい!> 物語に深みは感じられないと言いましたが、役者さんはすべて良かったです! ビヨンセやモス以外はシンガーではないのですが、歌はキャストのかたたちが 実際に歌っているそうで、その歌声の素晴らしさに驚きました ![]() そして、チェス・レコードの創始者がこのかた ![]() ポーランド出身。11才の時に家族とともにシカゴへ移住。 1947年、弟のフィルとともにシカゴのサウスサイドに ナイトクラブ「マコンバ」を開店。そこでブルースと出逢う。 以下、チェス・レコードについてはこちら 人種差別の時代に一切の偏見をしないで、ビジネスのパートナー として黒人ミュージシャンと接した彼の功績は大きかったです。 「白人の父」と慕われた存在の大きさも感じました。 ![]() ビヨンセファンのかたは、ビヨンセが出てくるのは、後半なので ちょっと待ち遠しいかも(笑) ですが、出てくるとオーラは抜群!ドリームガールズの時もそうでしたが、 またまた彼女のパワフルな歌声にウルウルしてしまいました ![]() 人間ドラマが観たいかたには、ちょっと物足りないかもしれませんが、 音楽が好きなかたは、この時代の曲を聴いたことがなくても 楽しめる作品だと思います ![]() 今私達が聞いているロックやポップスのルーツがここに描かれていました ![]() ![]() ![]() <パンフレット¥700 ![]() <映画のパンフレットですが音楽雑誌のようです> ‘‘White folks hear the blues come out, but they don’t know where it came from.’’ Ma Rainey 白人たちはブルースを聞くが、ブルースの出所は知らない マ-・レイニー[1886-1939,ブルース・シンガー] <恵比寿ガーデンシネマで鑑賞> ![]() ![]()
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最終更新日
2009.09.24 00:22:45
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