カテゴリ:韓ドラ・韓国映画
新年あけましておめでとうございます。
病で迎えた新年、ここからはいいことばかりの2005年ってことかな。良いほうに解釈して元気よくまいりましょう。 何にもできないから、撮りためてあったDVD見て、HDDすっきりさせました。 心に残ったのは大林宣彦監督の「傷つけあい、許しあって、愛が生まれる」という言葉。 今、私たちは、傷つくこと、傷つけることを極力避けようとしているように思うのです。 家族でさえ本音でぶつからない。 だから「愛」が育たない。 それゆえに、みんな淋しい。 韓ドラに触れて一番びっくりしたのは、みんなが思い切りぶつかりあうことです。特に強く感激したのは「愛の群像」でした。 みんな、むちゃむちゃ怒ります。怒鳴りあっちゃいます。多分私なら「もう二度と会えない」と思うくらい自分の気持ちをがんがん言います。そして、そのあと落ち着いて相手の立場・気持ちを考えて自分にも非があるとおもったら、あきれるほど素直に謝ります。謝られたほうも片意地張らず、それを受け入れます。親子の愛、兄弟の愛、親戚の愛、夫婦の愛、嫁姑、本当にいろんな愛を考えさせられました。 カルチャーショックでした。 国民性の違いと言えばそれまでですが・・・だから韓国の人は情が深いのだと納得したのです。 日本人は本音と建て前が違うといわれてきました。 狭い島国でいらぬ波風を立てず和を尊ぶためにそうしてきたのでしょう。本音と建て前の使い分けの根底には相手を思いやる気持ちがあったのではないかと思います。とても素晴らしい文化だと思います。 でも、今は、自分を守るため、自分をシールドの中に置いておく為に本音を隠している気がしてなりません。 とっても怖いけど、ぶつかり合い、許しあって(許してもらえなかった経験が頭をよぎって、ひるむけど)愛あふれる年にしたいなあ。ことしもよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.12 15:30:33
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